土曜日出勤の日は、相談のために来る方も平日に比べ比較的少なく、日頃できないことの整理や、資料作りなどを、落ち着いた中で行っています・・・

先週の土曜日は、近隣にある事業所のケアマネージャーYさんが、ひょっこり訪ねてきてくれました。
このYさんとのお付き合いは長く、Yさんが、訪問介護のサービス担当者時代、有料老人ホーム相談員時代、そして、ケアマネージャとなってからと、(ケアマネージャーとして3年の経験者です)ずっとこの地域で関わらせてもらっています。
最近は、日頃、来訪してくれても、相談者がいたり、電話が鳴ったりで話す機会がなかったため、コーヒーを入れてしばし語らいのティータイム

このYさん・・・、自身のお母さんも認知症を発症、介護をしながらケアマネージャーをしています。
話しは、お母さんの介護のこと・・、関わっている利用者のこと・・・、そしていつしか、ケアマネージャ-という専門職について・・・。
Yさん曰く、「病気は医者に治してもらえばいい!私たちケアマネージャーは、利用者・家族に寄り添うことができるかどうか・・・、これが問われている。ケアマネージャーが立てる計画(ケアプラン)には、所詮、制度という限界がある。」
思わずうなずいてしまいました・・・。私たち専門職は、何かあったら・・・、または、決められた日、決められた時間、そこでご本人、家族と相対すればいい・・・。
しかし、介護者、本人は、24時間、介護について、肉親の衰えについて、生きるということについて、向き合わなければならないんです。そこに、どう専門職として向き合うのか・・・。
ケアマネージャがどんな仕事をする専門職なのか・・・。本人や家族は、自分の担当のケアマネージャーの向き合い方でしか理解できません。自分たちケアマネージャーの専門職としての仕事のあり様で、ケアマネージャーを認識していくんです。
今、担当している利用者一人の中でも、経済的問題、家族間の問題、入退院の段階での受け入れの問題等、多問題化しています。
介護保険サービスを計画に組み込み、サービス利用が始まれば、利用者、家族が安心して住み慣れた地域で暮らしていくことが果たして可能なんでしょうか???
今、私たち専門職に、本当の意味で求められているのは、自分自身の
限界を知ることではないでしょうか?
ケアマネージャーが、このような多問題化している本人、家族間の問題を一人で切り盛りできるのか?そんなケアマネージャがいれば、スーパーマンです

専門である自分の分野の専門の限界を知ること!できもしないことを、さもやっているというような、わかっているような強がりを、本人・家族には見せない。
専門職として、自分自身の限界を知る、壁を感じること。これを知ったケアマネージャーは強い!!限界を認識したからこそ、どうすればいいか考える・・・。だから他職種と協力し合う方向に目が向く、本人・家族に寄り添い相談し合う、時には元気を与える、そして、たまには自分自身も元気をもらったって罰は当たりません。
本人、家族が、自分たちの考えを選択できるための情報を、必要なときに手渡す。介護保険サービスを利用していても、いつ終わるかゴールがわからない中で、それでも24時間本人と向き合わなくてはならない介護者に寄り添う・・・。
限界がわかれば、連携しようと思うんです。家族や本人に、もっともらしい、心打たない話しをしなくて済むんです。うわべだけのお礼なんてされなくて済むんです。
ケアマネージャーという専門職が生まれて、たかが8年余・・・。どんなにベテランでもまだ、8年・・・。専門性が「確立」なんてまだまだしていない・・・。
これからは、「90歳で、一人暮らしで、認知症・・・・」このような方が、自分たちが担当する大部分を占めていきます。
とことん寄り添うことができるのも、ケアマネージャーのスキルの大きな一つです。信頼されなければ、寄り添おうと思っても、突き放されるだけですから・・・。
独りよがりに、プランの中でいくつかのサービスが入っているから・・・、そして、そのサービスが計画通りに行えているから、「連携がとれている」なんて思っていたら、いつまでたっても、活きた連携などできるものじゃありません。
ケアマネージャーという、介護保険サービスの中核となる専門資格が、地域の方々にきちんと認識されること。
そして、この仕事をしている自分たち自身が、この仕事に誇りを持てること。
もう一つ、このケアマネージャという職業が、介護の世界を志した若者たちに目指され、経験を重ねたケアマネージャーが、辞めることなく経験を積み重ねていくことができ、層が厚く、太くなっていくこと。
これから本当に必要なことだと思っています。Yさんとの久しぶりのティータイムは、楽しく、そして考えさせられるものとなりました。
この日曜日にじゃがいもの種芋を購入

早速月曜日、「包括菜園」に植えたいと思いま~す

ちなみに、収穫は6月頃・・・。その頃来ていただければ、包括菜園初のジャガイモで、肉じゃが、芋ごろごろカレー、じゃがバター・・・、色とりどりのメニューを体験できる・・・・・・・・・かも?
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