大田区発の地域包括ケアシステム-おおた地域見守りネットワーク(みま~も)

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2020.3.8わが町に暮らすすべての人たちへのメッセージ
  • 「公的機関になればなるほど 外に出よう! 人に会おう! とは言えない。 でも本音は適度に体を動かし、人と話してほしい・・・。 ということで、老年社会学の視点からメッセージを作成しました。もしお役にたちそうでしたら、いかようにもお使いください。」

    みま~もの応援者であるダイヤ高齢社会研究財団 主任研究員・澤岡詩野さんからこんなメッセージをいただいた。

    私たちは、今必要なことは制度や仕組みを待つだけでなく、今ここにいる人たちが必要だと思ったことを柔軟に、スピーディーに、築いていくことだと考えています。
    でも、自分自身がどうにもならない重苦しい現実を抱えていたら、他者や地域に目を向けることなんて到底できません。だからこそ、「自分だけじゃない!一人じゃない!」このような実感を持つ人を地域に広げていくことが重要です。



    今こそ、「地域力」を機能停止させてはならない。一日も早く「日常」が戻るために、今、自分たちができることを・・・。

    澤岡さんのメッセージを、澤岡さんとみま~もからの「わが町に暮らす人たちへのメッセージ」として記します。

    ー わが町に暮らすすべての人たちへのメッセージ ー
    『 コロナウィルスが気になって「外にでること」・「人に会うこと」が減った そんなアナタへのお願い 』

    予防のために外出は最小限、なるべく人にも会わない。 これは命を守る大事な備えですが、身体を動かさない、人と話さないのも不健康になる危険性を高めます。 例えば、こんなことを意識してみてはいかがでしょうか?

    ■ お天気の良い時には少しでよいので外を散歩する → 外の空気を吸ってください、地面ばかりをみないでください 空や花を眺めたり、子ども達の笑い声に耳をすませてください

    ■ コロナ関連のニュースばかりを眺めず、時には普段は見ないワカモノ向け番組を面白がって眺めてみる → 3.11の震災時に、繰り返されるニュースに心を病んでしまった人が少なくありません

    ■ 気軽に連絡できる相手がいれば電話やラインをしてみる、たまにはじっくり葉書を出してみる → 用事がなくてもよいのです。「あなたは大丈夫?」でよいのです。

    ■ 買い物や病院、散歩の行き帰りにすれ違った知り合いと挨拶だけではなく、少しだけ立ち話する → みんな不安をもっています、「不安だよね~」を口にだすことで、自分も相手も心が落ち着きます それぞれに事情や考え方があると思います。 普段の生活を振り返ってできそうな何かを探してみてください!

    コロナウィルスが気になって「外にでること」「人に会うこと」が減った そんなアナタへのお願い

    (公財)ダイヤ高齢社会研究財団 主任研究員 澤岡詩野・みま~も


     

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