大田区発の地域包括ケアシステム-おおた地域見守りネットワーク(みま~も)

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2019.8.12人とのつながりそのものがセーフティネットの基礎!
  • 健康寿命とは、「健康上の問題で、日常生活が制限されることなく生活できる期間」というふうに定義されている。

    つまり、平均余命と健康寿命の差が日常生活に制限のある「何らかしらの支援が必要」な期間ということになる。
    日本人の男性は約9年、女性は12年以上、支援が必要となる期間があるということ。
    言い換えると、この「何らかしらの支援が必要な期間」が本来、「専門職がその人とかかわる期間」とも言える。


    みま~もにかかわる住民の方々(みま~もサポーター)80名を対象に、みま~もへの平均加入時期、平均年齢を調査してみた。そこで見えてきたもの。

    1.みま~も協賛専門職と関わり始めた時期が、本来サービスが必要となり専門職と関わる時期よりも、男性は2年、女性は3年弱、早期の関わりが可能になっている。

    2.みま~もサポーター平均年齢が、平均健康寿命よりも男性は2年、女性は3年以上過ぎているが、ほとんどの方々が地域の中でみま~もサポーターとしてやりがいや役割を保ちながら元気で暮らしている。

    厚生労働省 「地域共生社会推進検討会 中間とりまとめ」に書かれている内容は、みま~もサポーターの社会参加と主体的役割、みま~もサポータである地域住民と伴奏する専門職の関わりそのものではないだろうか?

    ― とりまとめ一部抜粋 ―

    『 人と人とのつながりそのものがセーフティネットの基礎となる。
    ・地域における出会いや学びの場を作り出し、多様なつながりや参加の機会が確保されることで、地域住民の ケア・支え合う関係性が生まれる
    ・専門職による伴走支援の普及や、地域に開かれた福祉の実践によって、個人と地域・社会とのつながりが回復し、社会的包摂が実現される
    ・ これらの関係性が重なり合い、そして関係性同士が繋がっていくことで、地域におけるセーフティネットが充実していくのではないか。
    ・制度設計の際には、セーフティネットを構成する多様なつながりが生まれやすくするための環境整備を行う観点 と、専門職等の伴走によりコミュニティにつなぎ戻していく社会的包摂の観点が重要ではないか。』

    https://www.mhlw.go.jp/content/12602000/000529723.pdf


     

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    事業所: 全体

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