どんな優れた政策も、下へ下へと下ろしていくうちにその理念は形骸化し、
現場ではやらされ感と成果を出さなければという画一化した数値目標に追われてしまうという行政機関の中でよくありがちなパターン (^_^;)
いつまでこれを続けていくのでしょう? 多くの現場は、トップダウンで下りてきたものを理念抜きに数値という目標達成のために邁進していく。
まじめに取り組もうとすればするほど、無意識に、自覚なくお仕着せの地域づくりを住民、専門職に強いていってしまう。
地域の中に「主体」を育まずして、地域包括ケアシステム構築の道筋など描けるはずがない。
地域包括ケアシステムの中核を担う地域包括支援センター。
今こそ、「しなければならない」という発想をかなぐり捨て、地域に暮らす人たちに協力を呼びかけるんです。みんなで力を出し合おう!元気になろう!輝こう!!
みま~もの10年は、地域包括支援センターの可能性を広げるためのチャレンジだったような気がする。
窓口にたどり着いた方の対応だけで手一杯では、本来の地域包括支援センターの役割を果たしていることにはならない。
地域包括支援センターの本来の役割はコーディネート機能!
人と人、組織と組織をつなぐ!
つくづく感じる・・・。
地域包括支援センターよ!
強い風で、コートを力ずくで吹き飛ばそうとする北風ではなく、
そのあたたかさとともに、旅人自身が「コートを脱ごう!」という気になることに力を注ぐ太陽であれ!と・・・。