先日、
「これこそ住民主体の地域包括ケアのあるべき姿だ!」 という一場面を目の当たりにした・・・・。
来年度から始まる新たなみま~もの事業
「みま~も食堂!(仮称)」
その説明会に向けて、みま~もステーション担当の保健師うさ子が資料を作成している。
「みま~もサポーターにどのように伝えれば、この事業を自分たちで責任を持って運営してくれるだろうか???」
悩みながら資料を作成している周りに、自然と職員が集まり一緒に考えている。
みま~もステーションを取り組み始めて丸4年・・・・・。
みま~もサポーターは93名、この一人ひとりにみま~もとつながった歴史がある。
そんな「みま~もサポーター」一人ひとりとの思い出がよみがえったのか、目に涙を浮かべながら資料を作成している保健師うさ子がいた。
みま~も食堂説明会当日、集まったみま~もサポーター全員に保健師うさ子が語りかける。
「みんなにとってみま~もステーションはどんな場ですか??」
この問いにみま~もサポーターたちが、みま~もと自分の出逢いを振り返りながら応える。
・ 「家にいても一人でしょ。ここに来ると元気がもらえるの!」
・ 「お友だちが増えて、そのお友だち(仲間)と会える場所なのかな。」
・ 「でもねぇ思うのよ、自分だけこんなにいい思いをしていいのかなぁって。自分も何かできることはないのかなぁって・・・。」
このような思いを持って関わっているみま~もサポーターたちに、保健師うさ子がこう呼びかける。
「 私たちのこの町には、誰かが声をかけないと孤立してしまう・・・・。そのような人たちが身近におおぜいいます。そんな人たちが、気軽にふらっと寄れて、誰かが声をかけてくれたり、誰かと喋れたり、温かい美味しいご飯が食べられたり・・・・、そんな場所があったら・・・。そんな場所を皆さんと一緒につくりたいんです! 」
みま~もサポーターが、緊張して新たな提案を話すうさ子を励ますように呼応する。
「やろう!私は〇曜日は予定があるけど、それ以外は大丈夫よ」 
「今日の案内をもらった時点でこういうことだろうなとみんなわかって来てんのよ!やるに決まってんじゃない!」
みま~もサポーターが、メニューも運営自体も、自分たちで決めてランチを提供する食堂・・・・。
この食堂に訪れる人たちは、この7年間みま~もの活動に関わってきた方々だけれども、様々な理由で来れなくなっている人たち。
例えば、ご主人の介護で外出する機会がめっきり少なくなってしまった人。ご主人がデイサービスに行っている間に、おしゃべりに来ませんか?もちろん!ご主人が一緒でもいい・・・・。
地域包括ケアシステム!その実現のために今行政機関、各専門職たちが具体的に動き出している。「時代が変わったなぁ」とうれしく思っている。
でもその多くが
『 制度内連携・制度間連携・専門職連携 』 ができて終わり。そこには住民がいないか、専門職目線での住民への普及で留まっていることが多い。
今日、この場にいてつくづくこう思った。
日常的に住民と専門職が関わる、この関係性の中で育まれる町づくりの視点。このベース(土台)なくして何をやろうと前に進むわけがない。
今、この目の前で起こっている住民と専門職たちとのやり取り。
「これこそ住民主体の地域包括ケアのあるべき姿だ!」
保健師うさ子がみま~もサポーターに呼びかけた資料データの一部をご覧いただけます。こちらをクリックしてください。
「みま~も食堂(仮称)説明会」のこの日、みま~ものおふくろさんNさんが、差し入れのきゅうりのぬか漬けとねぎ味噌を持ってきてくれました。
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まずは、やってきたみま~もサポーターの皆さんきゅうりのぬか漬けでお茶タイム。
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みま~も代表 中村さんのあいさつ。
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保健師うさ子から、みま~もの新たな事業 「みま~も食堂」について提案。
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「うさこさんはねぇ~、緊張しながらも一生懸命話していたよ」
Byみま~も
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みま~もサポーター一人ひとりが、自分自身とみま~も経のかかわりを語ってくれました。
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参加した全員が「みま~も食堂」に関わってくれることになりました。
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参加できる曜日についてのアンケート。ほとんどの方が週に複数回関わってくれるようです

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みま~も副代表片山さんと・・・・、
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私からも、お笑い入りのともにがんばるエールを皆さんに贈らせてもらいましたよ (*^^)v
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