もともと地域の中でそれぞれに働き、暮らしていた者同士がみま~もをきっかけにときに巻き込み、ときに巻き込まれながら地域のためにと力を出す。
最初は
「頼まれたので仕方なく・・・」 という思いを誰しも抱きながら・・・・。
でも、知らない人の中で違和感を感じながらも、隣りにいる人が汗を流す姿を見て、気がつけば笑顔でともに汗を流し、楽しいと感じている自分に気づく。
そして、このような思いを自分だけでなく近くにいる人にも感じてほしいと思う。
このような思いを地域の中に一人、また一人と広げていく先にきっと、「主体」が育まれていくのでしょう。
派手なパフォーマンスや日常ではない特別な仕掛けは、その時は盛り上がるが「主体」の継続にはつながりませんよ。
一人ひとりと日常を紡いでいく道程にしか、「主体」を生み出す人の変化や生きがい、やりがいは見つからない。
互助とは自発的なものであり、地域社会の存続を図るために自然発生する機能の一つととらえられます。なお、人には互助をする「義務」もなければ、互助を受ける「権利」もありません。
(慶応義塾大学大学院名誉教授 田中 滋 先生 「地域包括ケアシステムとは① 高齢者ケアだけではなく児童や障がい者のケアなどを含む「街づくり概念」への進化」より)
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https://medicalnote.jp/contents/161215-001-NX
そうなんです!今、各地域でつくろうとしている「地域の互助」。ここには義務もなければ受ける権利もない。だからこそ、そこに暮らす人、働く人の「主体」が必要なのです!
「互助」はトップダウンではつくれない!
今年最後のみま~もの取り組み、年越しイベントを開催しました!今回の目玉は、みま~もの拠点「アキナイ山王亭」2件隣りの「蕎麦処六兵衛」さんによる蕎麦打ち体験!
アキナイ山王亭がある大森柳本通り商店街も、すっかり年末の空気に包まれています。
年越しイベントのために、みま~もメンバー朝から集合!
厨房では、銀杏の殻剥き。
みま~も公園では、みま~も大森代表片山さん、蒲田代表野村さんが炭の火おこし。
炭がいい感じになってきたので、焼き芋をつくりましょう!
みま~も副代表町田さん、みま~もサポーター手芸部のかあさんたちが作成した作品をていねいに並べます。
手芸部のかあさんたちの作品は大人気!バンバン売れていきます! (^_-)
売り子のみんな!笑顔で頼むよ!銀杏、一の蔵の甘酒販売チーム!
みま~も協賛の仲間たち、この一年間ありがとう。みんながいたから今があるんです。
イベントにやってきたかあさんたちと甘酒を飲み、焼き芋をほおばりながらこの1年間を振り返る。この時間がみま~もをやっていて一番楽しい時間なんです。 (^_^)v
今回のイベントに全面協力してくれた「蕎麦処六兵衛」の店長(右)。
まずは蕎麦打ちを見せてくれました!
店長さんは、みま~もに関わるかあさんたちにも大人気!
イベントに参加した子どもたちにとっても蕎麦打ちは人生初の貴重な体験となりました。
気づきました。「腰を入れて蕎麦を打つ」という行為は、とてもよい運動になると・・・(^_^)v
私もやってみた。翌日、筋肉痛になった。(^_^;)
自分で作った蕎麦は、年越しに食べるようお持ち帰り!
蕎麦処六兵衛さんの蕎麦をみんなで食べました!
何と!六兵衛店長の英断により、一杯150円の破格値!大満足、心もお腹も温まりました。