大田区発の地域包括ケアシステム-おおた地域見守りネットワーク（みま～も）

大田区大森にある「洋食亭おおはし」さんが、思いを持ってオープンした子どもオムライス食堂。社会福祉協議会の地域福祉コーディネーター、みま～もの専門職も一参加者として寄り添う。当日は、おおもり語らいの駅に来ていた子どもたち（語らいっ子）もママとおおぜい来てくれた。参加者に元気を届けるツール、「オムライス」は、あっという間に売り切れ
食べられなかった子どもたちには、ママが差し入れしてくれた大きなスイカを店長がカット！みんなおいしそうに食べていましたよ。 子どもたちの楽しそうな笑顔に、商店街を利用する人たちも立ち止まる。そして、「かわいいねぇ～、おいしいかい？」と声をかける。みんな子どもたちに元気をもらっていくように見える一つのお店のチャレンジで、商店街に久しぶりに活気が戻る

この地域の未来に生きる語らいっ子たちの心に、この風景を焼き付けてほしいと願う。このような大変な時代でも、この町の大人たちはあきらめていないことを。「夏休みは何をしているの？」という問いに、「ずっと家に居る」と自然に答えるあなたたち子どもたちのために、1日でもいいから今しかできない大切な思い出を作ってほしいと準備に関わった大人たちがいるということを・・・。
コロナ禍で、今すぐに専門職が手を差しのべなければならない人たちが急増している。しかし、その人たちに、それまで関わりを持っていない専門職がその人の心の扉を開けることはできない。開けることができるのは、ここにいる、ともにこの地域で暮らす人たち。しかし、この人たちもまた自身の中に、息苦しさを感じながら生活をしている。「専門」の門を飛び出して、地域に暮らすこの人たちの日常に寄り添うことの大切さを今ほど実感することはない。
地域に、あたたかさと笑顔を生み出す「場」が誕生です！店長、奥さん！始まりましたね、今後ともよろしくお願いします！