大田区発の地域包括ケアシステム-おおた地域見守りネットワーク（みま～も）

ただ思いだけを持って、まずは身近な仲間たちに声をかけて発足した地域ネットワーク「みま～も」。
地域包括ケアシステム構築など言葉もなかった14年前に、このような取り組みを始めることができたのは「思い」その一念に他ならない。「SOSの声を自ら上げることのできない人たちに、私たち専門職の手が届くまで！」。今までにないから、生み出し、創るしかなかった。だから、がむしゃらだけではダメだと気づけた。学ぶ必要性を痛感した。でも、ないのだから手引書などない。自分で考えて、創造して、うまくいかなければなぜなのかをまた考えてやってみる。14年間その繰り返し
だから当然、失敗も多く経験した。でも、チャレンジしての失敗は失敗じゃぁない。そこに必ず新たな種が顔をのぞかせてくれる。失敗を恐れるよりも、やってみてその種を見つけられるかどうかが大切なのだと教えてもらった。

「高齢者見守りキーホルダー」、商店街を拠点に取り組んでいる「みま～もステーション」、多くの失敗のもとに今がある。「おおもり語らいの駅」はコロナ禍の中事業を終了させてしまったが、「場」に来ていたママ・語らいっ子たちとのつながりはみま～もとして続いている。大切なのは「大事だと思うことをやり続けること。やめない、あきらめないこと！」。やりたいと思わせてくれる、一緒に歩んでくれる仲間がいること。

今年も、コロナ禍が続く一年だったが、ここにいる多くの人たちと「元気」を地域に広げてきた。みま～もは人と人、組織と組織の「楽しい！やりたい！」の循環を生み出すプラットフォーム！変わらずにチャレンジを続けていきます。