大田区発の地域包括ケアシステム-おおた高齢者見守りネットワーク(みま~も)

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2021.6.24地域の中でつながりの循環を生み出すツール

  • 町会婦人部 Hさんから連絡が入った。

    「バザーにねぇ~、遠藤さんが来てくれたのよぉ~~~。いっぱいケーキを買ってきてくれてね~、あなたからもお礼を言っといて!」。

    「中村さんが持ってきてくれたネクタイで作ったカバンをお礼に上げたいんだけどいつまた来るかしら?あの人、紫蘇ジュース飲んだ時、このジュースおばあちゃんがよく作ってくれた。なつかしい~~~~!って言っていたから、今度来たらまた紫蘇ジュース飲ませようと思っているのよ」


    町会が運営する地域の居場所「ひまわり」。
    ここでみま~もの専門職たちが相談会を開催した。それまで、どちらかというと町会の役員の方々が集う場だった「ひまわり」に、突然、専門職やら、通りすがりの人たちがぶらりと入ってくる。町会の人たちにしてみると、この日は見知らぬところから黒船が突然来たような感じだったかもしれない

    でも、そんな違和感は最初だけ。
    みま~もに関わる専門職と、町会の母さんたちは親子のように打ち解けていた。

    動画屋 遠藤くんは、数日後に「ひまわりで」開催したバザーにもぶらりと来て、大量のケーキを買ってきて母さんたちと食べたそうな  遠藤くんは、「おおもり語らいの駅」があった時にも、よくケーキを買ってきてくれたっけ。



    独立型社会福祉士 中村さんは、バザーで使用する材料のネクタイを寄贈。このおかげで大量のカバンができてバザーの商品に生まれ変わった。



    事業は、やることが目的ではなく、あくまで「きっかけ」。

    事業は、そこでつながった人たちが、その後に地域の中でつながりの循環を生み出すツール。

    相談会をきっかけに、「ひまわり」が町会の「場」から「地域の人と人との循環を生み出す場」に生まれ変わろうとしている。

    楽しくなってきた





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    事業所: 全体

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