数日前、
「センタぁ~ちょぉ~~~~~~~、あたしもうできないぃぃぃ~~~~~~~~」
おはなナースが根を上げそうになる。
「大丈夫、お前はできるっ!前からできる子なんだから・・・・」
入新井第2小学校で、6年生を対象に毎年行われている 「認知症サポーター養成講座」。
今までは、認知症サポーターを養成講座の講師役!「キャラバン・メイト」として私が話をしていたが、今年からおはなナースに引き継いだ。
わが包括には、 「絵描きナース」 という職員がいました・・・。
この絵描きナースが、小学校6年生のわが子が通っている入新井第2小学校で、「認知症サポーター養成講座」を実現させたのが始まりでした。
絵描きナースは包括の職員としてではなく、一人の母として、当時の校長に手紙を書きました。
「子どもたちに、生命の大切さ、そして、認知症についての正しい理解をしてほしい。そのために、認知症サポーター養成講座を小学校で開催させてください。」
学校としても初めてのことでしたが、絵描きナースの思いに打たれ実現させたのです。
あれから7年、絵描きナースが学校に手渡したバトンは、今も脈々とつながっているのです・・・。
そして私も、「おはなナース」にバトンを受け渡した。
そして今日開催された、入新井第2小学校 「認知症サポーター養成講座」。 おはなナースの話はとても心打たれました。
「いのち」の大切さ、「いのち」がつながるということ、そして正しい認知症への理解。子どもたちは、このすべてを受け止めたことでしょう。おはなナースの話をしている表情が、ふっと、「絵描きナース」にダブりました。

いつもいつも、無理難題をセンター長に託され、泣きながらも一途に取り組むおはなナース。大きくなりましたぁ!おはなナースの活躍を、ぜひ写真で見てやってください。
おはなナースが、キャラバンメイトとして話した内容はこちらからご覧ください。
数日前、何やら職員が集まり真剣に聞き耳を立てている。
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キャラバンメイトとして、小学6年生たちに話をするおはなナースの資料が完成したので予行練習中!
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当日!
このお昼休みの後、いよいよ小学6年生たちへの「認知症サポーター養成講座」が始まります!!
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講座に向けて準備中・・・・。わが包括職員以外にも、多くのみま~も協賛事業所の仲間たちが協力してくれました。
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後半の実技講習のため、「疑似体験セット」を実際に取り付けてみましょう。
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「車椅子操作」体験のために、みま~も協賛福祉用具事業所がたくさんの車椅子を提供してくれました。
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アップダウンの操作を可能にするため、スロープで坂道を作りました。
子どもたちが体験する前に、NRE大森弥生ハイツ施設長 片山さんで危険がないか試してみましょう。

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この子のように、悪さをする子はいないだろうから大丈夫でしょう。
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準備完了です!それでは、入新井第2小学校 認知症サポーター養成講座を始めましょう!!
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緊張で泣きそうなおはなナースでしたが、ひとたび舞台うに立つとこの笑顔で子どもたちに向き合います。
さすが!おはな!
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子どもたちもおはなの話にどんどん吸い込まれていきます。
「命」って何で大切なんだと思う? 子どもたちは自分の思っていることを積極的におはなに話します。
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おはなの話にメモを取る子どもたち。
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みま~もの仲間たちも、おはなの話に聞き入っていました。おはな、よかったね。
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後半は、実技体験!
まずは、高齢者疑似体験セットを、担任の先生が装着。
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「先生、どんな感じですか?」
「目が見えないし、足が伸びないし、歩くことがこんなに大変だとわかりませんでしたぁ~~~~」
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「それではみんなもやってみましょう!」
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みま~もの専門職たちが、それぞれのグループに寄り添い、子どもたちを見守ります。
多くの専門職たちが協力してくれるからこそできるプログラムなのです。
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認知症サポーター養成講座終了です!認知症サポーターの証、オレンジリングを全員に渡します。
「今日から君たちも、認知症サポーターです!」
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今日の講座を受けた6年生たちは、数ヵ月後、有料老人ホームNRE大森弥生ハイツに施設見学に行くそうです。
施設長 片山さんが子どもたちへメッセージ!
今日学んだことを、施設のおじいさん、おばあさんたちと会う時に思い出してください。」
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子どもたちから、おはなナース、みま~ものみんなにお礼。
「今日はありがとうございましたっ!」
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片付け終了後、みま~ものみんなからおはなナースに賞賛の拍手!!
「おはなよかったね!お疲れ様!」
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