大田区発の地域包括ケアシステム-おおた地域見守りネットワーク(みま~も)

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2012.6.21こだわり!
  •  日本海に面した自治体職員の方から連絡をいただいた。
     キーホルダー登録事業をスタートさせていくための県の補助金が下りたため、本格的に事業を進めるとのこと。
     この方からは、キーホルダー登録システムが大田区の事業になる前から何度か連絡をもらっていて、システムについてのノウハウを伝えていました。
     自治体の事業として進めていくための段取りが済み、この方もまずは肩の荷を下ろしたのでしょう・・・。
     そこで、この間の報告を私にくれたのです。
     「おかげさまで、キーホルダー事業に予算が通ることになりました!これから具体的に準備をしていくことになりますが、そちらで行っているそのままでやらせてもらおうと思っていますのですがよろしいでしょうか・・・?」
    私 : 「この事業は、必要だと思ってくださるすべての人たちに届くことができれば、私たちはそれでいいんです。
    私たちの事業を知り、この事業を自治体のサービスとして取り組んでくれることで、そちらの地域の住民の方々にも届けることができた・・・。
    それだけでいいんです。私も、そして、みま~もの仲間たちも・・・。」
     「そうですかぁ~・・・・。でも、それでは何ですので、事業協力依頼文でも送らせてもらいますが・・・。」
    私 : 「本当にいいんです。そちらもこれから具体的に動かなければいけない大切な時だと思いますので気にしないでください。そちらで事業がスタートすることは、私からみんなに伝えさせてもらいます。」
     「そうですかぁ~、本当にありがとうございます。これからもご相談することがあると思いますのでよろしくお願いします!」
     みま~もが生み出したキーホルダー登録システム・・・。
     このシステムが、地域に暮らす高齢者の人たちにとって、地域に暮らす安心につながるシステムだということは、何よりみま~もに関わる専門職たちがわかっている。
     一人でも多くの人たちに届けたい。そのためには、自治体として事業を進めてくれるのが一番。
     だからこそ、「自分たちが発明した。自分たちのもの。自分たちに了承をとってから取り組んでほしい・・・」などと、チマチマしたことにこだわっていてはならない。
     そのことは、「大田区の事業にする!」と決めた時点から、会に関わる皆さんとは確認し合った。
     おおた高齢者見守りネットワークの事業から、大田区の事業へとシステムを手放したときも、会として何も求めなかった。
     それどころか、手放すために、自らも奔走した・・・。
     だからこそ、今、こう言える。
     この日本海側の自治体の方にしてみたら、あまりにもこだわりを持たない私に、戸惑いを持ったちがいない。
     それでいい。
     自分たちの手柄にこだわりを持つぐらいなら、もっと他のことにこだわりを使いたい。
     私たちみま~もに関わる専門職たちの最終目標は、
    「自らSOSの声を上げられない人に、私たち専門職の手をさしのべるまで・・・」 
     こだわらなければならないものは他にある。
     こだわりをもたなければならないことは、これからなのです・・・。
     
    SOSみま~もキーホルダー登録システムが、大田区の事業に決定した翌日のブログ記事 「SOSみま~もキーホルダーシステムの巣立ち」 に、このシステムへの私の思いを綴っています。こちらをクリックしてご覧ください。
     
    みま~もステーションでは、初となる陶芸教室を行いました。
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    地域にある陶芸教室に協力を依頼!快く引き受けてくれたのです。
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    陶芸教室のはじまりです。それでは先生、よろしくお願いします!
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    参加したみなさん、初めての陶芸体験に会話も弾んでいるようです。
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    ただ一人、誰とも話す余裕なく、目の前の土に打ち込んでいるおはなナース・・・。
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    事業所: 未分類

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