8月5日(月)・・・・、
みま~も大森地区代表 有料老人ホーム NRE大森弥生ハイツ施設長 片山さん、我が地域包括支援センター入新井 保健師 うさ子、おはなナースとともに、新宿区戸山ハイツ内にある
『 暮らしの保健室 』 に行ってきました。
「暮らしの保健室」は、2011年7月1日に新宿区の都営住宅 戸山ハイツ1階の商店街の中にオープンしました。
開設したのは同区で訪問看護に取り組んできた 「株式会社ケアーズ 白十字訪問看護ステーション・ヘルパーステーション」統括所長 秋山 正子 さん。
「暮らしの保健室」がある戸山ハイツは、総戸数3000、約7000人が暮らしています。
昭和43年~51年に建設された戸山ハイツでは、近年高齢化が急速に進み、高齢化率は45%を超えている状況です。
この戸山団地に、健康寿命を伸ばすための支援、幅広い人たちに医療・保健・福祉の相談窓口をもっと身近に、気軽に来てもらえるようなアウトリーチ型の『場』を生み出した秋山さん。
みま~もが3年前に開始した事業 「みま~もステーション」も、商店街に、医療・保健・福祉専門職と住民が日常的に関わることができる『場』づくりに取り組んできました。
そのような接点もあり、私たちは、以前から秋山さんが取り組んでいる「暮らしの保健室」に興味を持ち、秋山さんにお会いしたいと思っていたのです。
それがこの日、やっと実現しました!
私たちが暮らしの保健室に入ると、Tシャツ姿の秋山さんが出迎え。
初対面の私たちに、日々の訪問してきた人たちからの相談内容を記録している日誌、今までの取材記事などなど、何を大切に日々取り組んでいるのか手にとるようにわかりやすく説明してくれました。
話しを聞いている間にも、暮らしの保健室の活動を支えている地域住民のボランティアの方々、専門職の方が入れ替わり訪れます。
「私たち看護師・保健師がぎりぎりの状態で関わってもできることは限られている。元気なうちから私たちが関わることができることをやりたかった・・・。」
この言葉を聞いた私たちは、思わず自分たちの思いと重なり大きくうなづいていました・・・・。
秋山さん・・・、貴重な機会とこれからの私たちの取り組みに大きな方向性をいただきありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします!!
暮らしの保健室リーフレット
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新宿区の都営住宅 戸山ハイツ。
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33号棟1階商店街に、「暮らしの保健室」があると聞いていたので探し回る片山さん、おはなナース、保健師うさ子。
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みつけました! 「暮らしの保健室」!
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Tシャツ姿の秋山さん。初対面の私たちに気さくに話してくださいました。
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このティッシュボックスに入っているのは、木綿の布きれ・・・。
清拭などに使用するためのもの。これを来室者と一緒に作っているそうです。
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話しが一段落つくと、設計にもこだわった『暮らしの保健室』内を案内してくださいました。
70㎡の暮らしの保健室全体の内装には、木や和紙が使われていて温かみを感じます。
この奥の場所から玄関の方を見ると、相談室やオープンキッチンが広がりとともに見渡せます。広がりのある空間作りを意識したそうです。
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玄関の簡易椅子・・・。普段はたたまれていますが座って靴を脱いだり履いたりできます。
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広く間取りを取った、トイレシャワースペース。
壁も天井も檜・・・・。檜の心休まる匂いが広がっていました。
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ベッドも用意されています・・・。
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秋山さんに、書籍 「みま~ものキセキ!」とみま~もくんマスコットをプレゼント・・・。
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帰ろうとする私たちに、住民ボランティアの方が話しかけてきた。
「せっかくですから、秋山さんと一緒に記念撮影しませんか?」
うれしい申し出に甘えて、秋山さんと一緒に
「はい!ポーズ!」

暮らしの保健室の皆さん、秋山さん、ありがとうございました!
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