大田区発の地域包括ケアシステム-おおた地域見守りネットワーク(みま~も)

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2012.1.12みま~もの24年度スタート!
  •  年が明けて、おおた高齢者見守りネットワークの大森地区・六郷地区代表者会議を開催しました。
     メンバーは、それぞれの地区の代表・副代表、各地域包括支援センターセンター長、そして、全体の代表者中村さん。
     みま~もの組織も大きくなったものです・・・。この各代表・副代表が集まると、それだけで10名ほどの集まりとなるんですから。
     今日の議題は来年度の活動の方向性・・・。
     まずその前に、自己紹介も含めて今年度の取り組みを一人ひとりが振り返る。
     「みま~もに関わるようになって、事業所の中だけで働いていたらわからなかった全体のことがわかるようになった。あ~、こういうことなんだって・・・。」
     六郷地区の副代表 Nさんが語る。隣りにいた六郷地区代表 Hさんが大きくうなづく。
     みま~もに関わる中で、地域包括支援センターと一緒に具体的な取り組みをして、地域や区全体としてのネットワークの動きを知る。
     この 「 知る 」 ということに、この会に関わる価値を見出して、主体的に関わってくれているのです。
     みま~もの取り組みは、関わってくれている事業所・企業の協賛費、そしてこの2年間は、大田区の助成で運営していましたが、今年度で助成は終了。
     来年度からは、協賛費で会を運営していきます。協賛費の金額についても話し合う。
     「協賛事業所、企業がメリットを感じるよう、年間パンフレットに掲載する事業書名のスペースを、金額に準じて広くしてはどうか?」
     「協賛費の金額を上げるなら、助成がなくなる今が時期としては一番いいのでは?」
     みなさんから、この会をきちんと成り立たせていく立場に立った意見が出される。
     その中で、大森地区代表 片山さんが語る。
     「協賛費についてはそれぞれの地区のメンバーで、どんな活動をしていくのかを話し合い、その活動に見合う協賛費をそれぞれで決めていけばいいのでは?それが今の金額ならそれはそれでいい。
     それを決めればあとは、お金の話は終わりにして、この会にそれぞれの協賛事業所のみなさんが、どれだけ多く関わっていく活動をつくるかに全力を注いだ方が元気が出る。
     みま~もの活動の一つひとつを続けていくことが大事で、そこに多くの人がかかわることが大事だと思います。」

     この代表者会議にいる一人ひとりの発言に、思いに胸を打たれました。そして改めて思いました。
     みま~もは形としてあるものではなく、関わる方たち一人ひとりが、専門の垣根を超え、事業所の中でこの会に関わることの理解を得て、具体的に動く中でつかんだ実感。この医療・保健・福祉分野の専門職、一人ひとりの実感が一つになったものが「みま~も」なんだと・・・。
     そうです。4年前にはここにいる誰一人、つながりなど何もなかったんです。
     それが、「おおた高齢者見守りネットワーク」という取り組みを通してつながり、今、この会の未来を、そして、高齢化が進展していく自分が働く地域の先を一緒に考え合っている・・・。
     考えてみたらすごいことです。会議に参加している一人ひとりがまぶしく、輝いて見えました。そして、この場に参加していることをうれしく感じました。
     みなさん、これからもみま~もをよろしくお願いします。一緒に一歩一歩前へ歩んでいきましょう。
     みま~もの24年度が、この日から幕を開けました。
      
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