『 みま~ものキセキ・・・! 』
3年の歳月をかけて、おおた高齢者見守りネットワーク(愛称:みま~も)の5年間のAYUMIを掲載!やっとの思いで出版に漕ぎつけました。
今、出版社の方へは、全国各地からの申し込みが来ているようです。
さて、この完成した本を、私たちは直接手渡さなければならない方がいます。
みま~も発足当初、行政の立場で私たちを見守り、ときに羅針盤のように方向性を示し続けてくれた人・・・。
そうです!われらがアニキ!N係長です!
みま~もを立ち上げるために奔走していた今から5年前・・・。
当時のことを、「みま~ものキセキ!」に私はこう書いています・・・。
― みま~ものキセキ!より一部抜粋 (P26) ―
『 心から慕い尊敬する高齢支援担当係長 Nさんの顔が思い浮かび、打ちひしがれそうになっていた気持ちを立て直し、協力依頼に出かけることにしました。
N係長は、持参した資料を端から端まで目を通し、まっすぐ筆者を見つめ、「区役所の対応は気にするな!」、「しかし、費用はどうするんだ?」、「先の展望はどう考えているんだ?」と、まるで兄貴が弟を心配するように、具体的な進め方、展望を聞いたうえで、自身の考え、そして、行政の思考、さらには行政に協力を求める際の知恵を一つひとつていねいに教えてくれました。
そして、最後に、「これからやろうとしていることは、まだ大田区もどこの地域包括支援センターも行っていない。それをお前のところで開拓して実践するということなんだぞ!
出る杭は打たれることが多いんだ!それでもやっていく覚悟はあるのか?」と聞いてきました。
筆者が「はい」と答えると、N係長は「わかった。もう心配しなくていい。俺ができることはやってみるから大丈夫だ!」と送り出してくれたのでした。
それから2日後、N係長から1枚のファックスが届いた・・・。それは、高齢支援担当係長から、地域の自治会・町会に宛てた「みま~も」への協力依頼文でした。 』
昨日、仕事が終わり、現職場から電車を乗り継ぎ、N係長が久しぶりにわが包括支援センターにやってきた・・・。
この日のために、今までN係長に関わりがあったみま~もメンバーを呼びかけて集まってもらっていました。
まずはN係長に本を寄贈

そのあと、久しぶりにN係長を囲んでの飲み会へ!
当時を思い出し、また、これからのみま~もを語り合い、私にとっても気心知れた仲間たちとともに楽しい時間を過ごすことができました。
一人の力なんて知れたもの。
みま~ものメンバーたちは、常に目的を共有し、その目的のために自律的に参加していたがために、課題が生じるたびに各メンバーが課題解決に向けた考えや行動をとり続けることができ、より強固なネットワークへと発展をさせてきたのです。
1+1が2ではない、シナジー効果が可能となるより強固なネットワークへ!
N係長!みま~もを見守り続けてくださり本当にありがとうございます。みま~もは、今後も自らの足で歩み続けて行きたいと思います。
「みま~もの生みの親」 N係長に、「みま~ものキセキ!」をプ・レ・ゼ・ント!

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N係長は、まるでわが子を抱き上げるように、大事に大事に本を開いていきました・・・。
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N係長に5年間の感謝を込めて、サインを書かせていただきました。
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