その時、その瞬間の出逢いというのは尊いものだと思う・・・。
いつも会っているような人とでさえ、その瞬間の自分と相手は、次の時にはお互いがそれぞれの経験をして、またちがう自分たちとしての出逢いとなる。
だからこそ、出逢っているときの「今」を、大事にしなければと思う。
舞台芸術も共通するものがある。
同じ作品だったとしても、どれ一つ同じという公演などはない。
それは生の舞台芸術が、演じ手と観客が一緒になって創られるものだからです。
今、観ているその舞台は、その時その瞬間、その空間にいる役者と観客が創造することのできる芸術。
そこに、人は魅了され、心揺さぶられ、感動するのでしょう・・・。
昨日、わらび座の舞台 「ミュージカル アトム!」を、包括職員、そして、みま~も大森地区代表 片山さんと観に行ってきました。
3月2日に開催する 大田高齢者見守りネットワーク(愛称:みま~も)主催 「認知症セミナー」の2部でわらび座の舞台を企画しています。
そのわらび座の下見とご挨拶も兼ねて、行ってきたのです。
わらび座アトム班の皆さんとは、昨年12月に秋田県にある、わらび座たざわ湖芸術村へ代表の中村さん、片山さんと行ったときに、舞台稽古を観劇させてもらって以来の再会です。
ロボットと人間の共存する未来。ロボットに心惹かれるマリア・・・。
「私は、人間だから、ロボットだからと惹かれたわけではない!この人の心に惹かれたの!」
わらび座は、この「アトム」を通して、「人間らしさとは?」、「人間を思いやる心とは何か?」という視点を、改めて現代に問いかけています。
久しぶりに生の舞台芸術を鑑賞し、今の自分自身を問い、今という時代を考える機会をもらえたような気がします。
元気をもらえたような気がします。
そして改めて、人と出逢う一瞬一瞬の「今」を大切に生きる自分でいたいと思いました。
わらび座アトム班の皆さん、素晴らしい舞台との出逢いをありがとうございました。
舞台終了後、出口で一人ひとりにあいさつをするわらび座の皆さん。
私たちも舞台の感動そのままに、しっかりと握手をしてもらいました。
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スーラ役の 岡村 雄三さん。
私と片山さんのことをちゃんと覚えていてくれました。
わらび座芸術村では、わらび座の劇団員だけの舞台稽古に、快く私たちを招いてくれた方です。
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チータン役の神谷あすみさん。
わが包括支援センターにも、アトム公演の紹介で来てくれたことがあるんですよ。
存在感のあるすばらしい役者の一人です。
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昨年12月、秋田県たざわ湖にあるわらび座芸術村へ行ったときに、アトム班の舞台稽古に参加させてもらいました。
「この空間にいる時間が永遠に続いてほしい・・・」、本当にそう思えるようなひと時でしたが、残念ながら宿の夕食の時間が近づいてきてしまったのです。
後ろ髪を惹かれるような思いで、稽古場を後にします・・・。
中では、「ジュピター」の音楽が流れている・・・。その時の映像です。
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