「 澤登さん!ぜひ来てくださいね! 」
聖路加看護大学 大学院生 なべちゃんが私を誘ってくれたのは、聖路加看護大学大学院修士論文発表。
なべちゃんは、
『 都市部高齢者が見守りネットワークを利用し続ける経験 』 をテーマに、
おおた高齢者見守りネットワーク(愛称:みま~も)に3年以上関わっている65歳以上の高齢者に、利用し続けてきた経験をテーマとした半構造化インタビューを実施。
高齢者の視点から在宅高齢者のニーズを得て、他地域のインフォーマルサポートにも継続的な活動作りへ応用できる可能性を探るという大変興味深いものです。
インタビューをもとに、なべちゃんが結果として導き出したもの。それは・・・、
「 はじめは受身だった参加者が、密なコミュニケーション・支援的な環境の中で、自分たちが中心となるまでに主体性を増し、自己を再発見し、見守りネットワークに対する安心・信頼を育て、高齢者にとって重要な場所となるまでにその 価値 が変化していたことが示された。 」 ということ。
そして、このような活動をしていくために必要なこととして、
・知的好奇心の刺激、連続性とレベルアップの期待できる企画設定
・高齢者の健康に対する意欲や主体性を引き出せるような仕掛けの必要性 を挙げている。
約20分の見事な発表でした!!
東京都健康長寿医療センター研究所の非常勤職員だった頃に初めて出逢ったなべちゃん。
研究所を辞め、聖路加看護大学大学院生となっても、みま~もにはずっと関わり続けてくれた。
なべちゃんの成長のそばにずっとずっといた私としては、発表の内容もそうですが、それ以上に大きく成長したなべちゃんの 「今」 をうれしく感じました。
みま~もに出逢うきっかけはさまざま。
最初から主体性を持って関わる人などいない。
でも、受身的な関わりから自分たちが中心となるまで主体性を増し、自己を再発見し、みま~もに対する安心・信頼を育て、自分にとって重要な場所と認識するまでにその
価値 が変化していく・・・・。
なべちゃんが導き出した結果は、そのままなべちゃん自身とみま~もの関わりそのもの。
なべちゃん!なべちゃんの
『 晴れの舞台 』 しっかり見届けましたよ。これからも、一緒に成長していこうな!
今日はありがとう・・・・・。
なべちゃんの発表を聴くため、「聖路加看護大学」へ行ってきました!!
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到着がギリギリになってしまい、私が到着してすぐになべちゃんの発表が始まりました。
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聖路加看護大学 K教授が私に気づき、一番前の席へ案内してくれました。
「間に合ってよかったぁ~。なべちゃんがんばれ!俺がついてるぞ!!」(私の心の声)

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なべちゃんの発表テーマは、
「都市部高齢者が見守りネットワークを利用し続ける経験」
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なべちゃんは、立派に発表を終えましたよ

担当教授 K教授やご関係の皆さんと記念撮影!
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K教授は、「澤登さんがせっかく来てくれたのだから・・・」と、聖路加看護大学館内を案内してくれました。
1920(大正9年)設立の聖路加看護大学館内は、歴史の重みを感じます。
アーツルーム(看護実習室)
授業で使用するほか、自己学習にも使用できます。
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図書館・・・・。
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看護関係の蔵書は約70,000冊。日本でも有数の資料が揃います。
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ありました!
書籍 「みま~ものキセキ!」! 指定図書になっているそうですよ。
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大学内にあるチャペル・・・。
荘厳な雰囲気に包まれています。
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チャペルには「パイプオルガン」まであるんですよ!
このチャペルで、あのパイプオルガンの音色を聴いてみたい・・・・。
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K教授: 「さぁ、築地で昼食にしましょ!」
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と! いうわけで、大学すぐ近くにある築地へ!
K教授おすすめのお店! 虎杖の 「元祖 海鮮ひつまぶし」をいただきました。
このひつまぶしには、食べ方があり3つの味を楽しめるんです。
1膳目は、醤油とわさびを添えてそのまま食べます。
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2膳目は、甘煮の椎茸、かんぴょう、レンコン、ウニを、おひつの中で混ぜ合わせて食べます。
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3膳目は、薬味をのせ、自家製だしをかけてお茶漬け風に!
どの食べ方も堪能いたしました・・・・。
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我が地域包括支援センター職員へのお土産は、「お寿司せんべい」!
これだけの寿司の種類が包装された、わさび味のおせんべいが入っていました。
まな板にのせて、「江戸前鮨」風?
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