地域包括ケア・・・・、みま~もをやり始めた時そんな言葉すら存在しませんでした。
国の方向性?いえ、専門職である自分たちがのどが渇くように欲していたものを、自分たちで何とかしようとしただけ。
誰に言われたわけでなく、自分たちが求めたのです。
8年前の12月、地域包括支援センターに異動して半年、思い描くことができないでいた自分、たまたま私たちの地域包括支援センターのエリアで開業した社会福祉士中村さんと数年ぶりに酒を飲み交わす。
「最近のどが渇くんだよねぇ~」今考えればのどの渇きではなく、自分の思い描いているものに向かえていない心の渇きを伝えたかったのかもしれません。「澤登さんが本気なら協力するよ」これがみま~ものすべての始まりでした。
有料老人ホームNRE大森弥生ハイツ相談員だった片山さん。
「施設が入居者のためだけのものではなく、地域の場であれ!」
当時からその思いを具体的に施設内で取り組んでいた片山さんをみま~もに1年間誘い続けた。
そしてみま~も2年目から大森弥生ハイツは協賛施設となり、すぐに施設で「みま~もレストラン」を始めてくれた。
キーホルダー事業を一任意団体であるみま~もでスタートさせた。キーホルダーをネットで注文し、包括支援センターのプリンターで印刷をして1個1個埋め込んで作ったっけ
この作業をがんばってやり続けてくれた中村さん。
みま~もステーションがスタートしたばかりの頃、片山さんは朝大森に来ると職場に行く前に包括支援センターに毎日来て作業着に着替えた。
公園の花壇作りにみま~もサポーターのお母さんたちと汗を流すために。
「これからどうなるんだろう・・・?」 不安に思いながらも歩みを止めるわけにはいかない。進めるしかなかったよね、片山さん (^_^.)
あれから8年、いろんなことがあった。そして3人とも8年分老いた。みま~もを生み出さなければ、この2人とここまで歩みを共にすることは間違いなくなかったでしょう。
みま~も代表中村さん、みま~も大森地区代表片山さん、これからもよろしくね。一緒にこれからも年を重ねていきましょう
みま~も代表 中村さん。この人との出逢いがすべての始まりでした。
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有料老人ホーム NRE大森弥生ハイツ 施設長 片山さん。この人の笑顔にいつも元気をもらっています。
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平成24年、認知症セミナーで公演してもらうことになった「わらび座」に会いに秋田県田沢湖芸術村へ!
8年間の中で唯一の3人旅でした。楽しかったなぁ・・・・
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酔いつぶれて、みま~もくんに挟まれながら眠りにつく片山さん。
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みま~もで生み出した「高齢者見守りキーホルダー」。
一任意団体みま~もで登録をスタートさせたときは、協賛のメンバーが事務所に集まり埋め込み作業をして区民に配布していました。
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みま~もステーション事業をスタートさせたばかりの頃、片山さんは毎日公園でフェンスの錆落とし、ペンキ塗りを行ってくれていました。
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