4ヶ月の準備を重ねて、蒲田地域6ヶ所の地域包括支援センターが合同で開催した地域住民向けセミナー
「 地域づくりのヒント ~明日からできること!~ 」
の講師として、私も準備の段階から関わらせてもらいました。
このセミナーは、平成24年度から20ヶ所の地域包括支援センターに、「域包括ケアの実現に向けて、専門職、地域住民をつなぐ中心的な役割」を担うために常勤配置された、「見守りコーディネーター」が中心になって取り組んだ初めての企画です。
見守りコーディネーターは、基本的には3職種(保健師、もしくは在宅経験のある看護師・社会福祉士・主任ケアマネージャー)のいずれかの資格を持っているものとなっています。
とはいえ、地域包括支援センターの 『顔』 として、地域のあらゆる 『人』、『資源』 とつながっていくというのは、すべての包括の見守りコーディネーターが初めての経験となります。
「コーディネーターになったはいいけど、具体的には何からしていけばいいの?」
「地域とつなぐコーディネートっていったい何?」
この問いに対して、実感とともに『コーディネート』を理解していただくいい機会ととらえ、蒲田地域のコーディネーターの皆さんと一緒にセミナー当日だけでなく、準備の過程も取り組んでいきました。
コーディネーターのみんなで決めたテーマが、「地域づくりのヒント ~明日からできること~」
いいテーマですよね・・・。先の話ではなく、
明日から できることなんですから・・・

私も話す側として、責任重大です

対象は、地域に暮らす、「今後何かをやっていきたい!」と思っている人たち。
私は今回の中で、「元気論!」を伝えていきました。
『 健康 』 とは、身体に悪いところがなく心身が健やかなこと。
『 元気 』 とは、活動の源となる気力。
高齢期はさまざまな持病を抱えながら、地域で暮らしている。
であるならば、目標はズバリ!
「いつまでも 元気 に暮らすこと!」
健康は、自分で気をつけていくしかない。でも、元気は人から人へ広がっていくもの。
一人ひとりが元気でいること、元気を心がけること。それは、元気な地域が育まれていくことにつながる。
特別なことや新たなことを負担を抱えながらしなくていい。そんなことをすれば、まず自分自身が元気にならない。
自分が元気に楽しく感じて取り組めるもの。そこに自分以外の誰かを誘ってほしい。
自分が楽しいと思うものなのだから、一人で取り組むのはもったいない!
そんな場が、地域に幾重にも広がっていく・・・。『元気』とともに・・・。
セミナー終了後、会場で行った蒲田地域見守りコーディネーターの皆さんのまとめの会に参加しました。
コーディネーター一人ひとりの達成感を持った表情がとてもまぶしく見えました

そう、コーディネーターも地域をつなぐ役割!元気でいなければね!

後日開催される蒲田地域の地域包括支援センター懇親会(飲み会)にも誘われちゃいました。
地域包括支援センターが、それぞれでやるのではなくつながり、協力し合う。
大事なことです。しかし、受諾法人のちがいなどで、大事なんだけれどもうまくいかない。
でも、同じ課題を持つ包括支援センターです。具体的に協力して取り組むものがあれば、具体的に協力体制を築くことは可能なんです!
これからも、一緒にがんばっていこうね!
蒲田地域の見守りコーディネーターのみんな!!
今回のセミナーで話した私の内容は、こちらからご覧になれます。
2月8日(金)蒲田地域地域包括支援センター主催 地域づくりセミナーが開催されました。
↓

大田区高齢福祉課 N課長から開会のあいさつ
↓

蒲田地域に暮らす多くの方が参加してくださいました。
私は、「元気論」を中心に話しを展開しました。
↓

今回のセミナーでは、蒲田地域で地域活動にすでに取り組んでいる方々から話しをしてもらいました。
団地での声かけ活動に取り組んでいる方、自宅を開放し(6畳一間とキッチンスペース)おしゃべり会を開催している方など・・・。
皆さん共通していたのは、無理をせず、自分も楽しみながら行っていること。
実際とり組んでいる人の話は、聞いていても共感しますよね。
↓

このセミナー開催を実現させた、蒲田地域見守りコーディネーターの皆さん。
「やり遂げた!」という、いい顔をしています・・・。

↓

東京都健康藤樹医療センター研究員 Nさんも、私と一緒に準備段階から関わってくれました。
地域の方々の事例発表をもとに、あらためて今回のセミナーをまとめてくれました。
↓

セミナー開始間際、私に声をかけてくれた参加者がいました。
みま~もステーションの講座に興味を持ち、参加してくれていたTさんです!
「今日は、澤登さんが話すというから絶対来なきゃ!って思っていたのよ。見て見て!私が作ったみま~もくんマスコット!
話すとき緊張するだろうから、その時だけ貸してあげるわ!」
ありがとうございます・・・。
↓