大田区発の地域包括ケアシステム-おおた高齢者見守りネットワーク(みま~も)

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2012.1.21変わらぬ場所
  •  「今度、日帰りですがそちらの方へ行くので、包括支援センターに立ち寄りますね!
     久しぶりに澤○さんの顔を見たら、泣いちゃうかも・・・  」

     一本のメールが届いた・・・。
     この子は誰よりも思いを持ち、みま~もを取り組んでいてくれた。もう2年前の話し。この地域から離れ、気を張って今まで生きてきたのでしょう。元気な顔を見るのが楽しみです・・・。
     でも、がんばってきた分、私の顔を見て、ほっと一瞬息が抜けるのなら、どうぞ一筋の涙をお流しください。
     ある方が、事務所にやってきた・・・。
     「久しぶりです!今度居宅介護支援事業所を立ち上げました!やるならやっぱり大田区で・・・。そう思って帰ってきちゃいました・・・。  」
     もう3年ぐらい前になるでしょうか???
     この地域から異動し、その後が気になっていた。冗談ばかりだが憎めない気のいいやつ。それだけに外面からは想像できない苦労も多かったはず。
     「しょうがねぇなぁ~!まぁ、戻ってきちゃったのなら仕方がない。来たら相手にしてやるよ  」
     そして、今日。いきなり携帯電話が鳴る。
     「もしもし、○○です!」
    私 : ○○さん???
     「○○病院の○○ですよぉ!」
    私 : 「あぁ~~~~~!○○さん。久しぶり~~~~!」
     「今度、私たちの富山県で、3月に「認知症を支えるまちづくりシンポジウム」があって、澤○さんに来てほしいんだけどぉ、来てくれますかぁ?」
    私 : 「いいですよ。詳しいことが決まったらまた連絡ください!この間のお互いの話しもできればいいですね!」
     「えぇ~、ぜひぜひ!飛行場には迎えに行きますから!  」
     この方とも、3年前にこの地域でともに取り組んだことがあった。それが昨日のことに思えるほど、以前と変わらない○○さん。きっと、富山県でもご活躍のことでしょう・・・。
     えっ!富山県?飛行場までお迎え?
     もしかして、また飛行機? ひぇ~~~~~~   (大の飛行機ぎらい・・・)

     ここに来れば、ここに連絡をすれば、変わらぬこの人がいる。
     変わらぬこの地域がある。
     そして、ここはかつて自分が力を込めた場所。力を注いだ場所。
     そう思って、何年たっても、昨日のことのように連絡をくれる。訪れてくれる。
     うれしいことです。
     そう思ってくれる方たちがいる限り、変わらぬ場所であろうと思います。いつでもおいで・・・。
     
    IMG_2401201723.jpg

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