「今度、日帰りですがそちらの方へ行くので、包括支援センターに立ち寄りますね!
久しぶりに澤○さんの顔を見たら、泣いちゃうかも・・・ 」
一本のメールが届いた・・・。
この子は誰よりも思いを持ち、みま~もを取り組んでいてくれた。もう2年前の話し。この地域から離れ、気を張って今まで生きてきたのでしょう。元気な顔を見るのが楽しみです・・・。
でも、がんばってきた分、私の顔を見て、ほっと一瞬息が抜けるのなら、どうぞ一筋の涙をお流しください。
ある方が、事務所にやってきた・・・。
「久しぶりです!今度居宅介護支援事業所を立ち上げました!やるならやっぱり大田区で・・・。そう思って帰ってきちゃいました・・・。 」
もう3年ぐらい前になるでしょうか???
この地域から異動し、その後が気になっていた。冗談ばかりだが憎めない気のいいやつ。それだけに外面からは想像できない苦労も多かったはず。
「しょうがねぇなぁ~!まぁ、戻ってきちゃったのなら仕方がない。来たら相手にしてやるよ 」
そして、今日。いきなり携帯電話が鳴る。
「もしもし、○○です!」
私 : ○○さん???
「○○病院の○○ですよぉ!」
私 : 「あぁ~~~~~!○○さん。久しぶり~~~~!」
「今度、私たちの富山県で、3月に「認知症を支えるまちづくりシンポジウム」があって、澤○さんに来てほしいんだけどぉ、来てくれますかぁ?」
私 : 「いいですよ。詳しいことが決まったらまた連絡ください!この間のお互いの話しもできればいいですね!」
「えぇ~、ぜひぜひ!飛行場には迎えに行きますから! 」
この方とも、3年前にこの地域でともに取り組んだことがあった。それが昨日のことに思えるほど、以前と変わらない○○さん。きっと、富山県でもご活躍のことでしょう・・・。
えっ!富山県?飛行場までお迎え?
もしかして、また飛行機? ひぇ~~~~~~ (大の飛行機ぎらい・・・)
ここに来れば、ここに連絡をすれば、変わらぬこの人がいる。
変わらぬこの地域がある。
そして、ここはかつて自分が力を込めた場所。力を注いだ場所。
そう思って、何年たっても、昨日のことのように連絡をくれる。訪れてくれる。
うれしいことです。
そう思ってくれる方たちがいる限り、変わらぬ場所であろうと思います。いつでもおいで・・・。