8月24日(土)、おおた高齢者見守りネットワーク主催 専門職対象セミナー
『 大田区発!地域包括ケア ~ まちづくりのために今、専門職ができること ~ 』 を開催しました!!
地域で働く様々な分野の専門職が一同に会し、「地域に暮らすすべての高齢者のために、自分たちができることは何なのか?」を考え合う・・・・、大田区でも初の試みです!
この
『 大田区発! 』 のセミナーに、東京23区、神奈川県など、今までみま~もの取り組みを伝えに行った自治体の行政機関、地域包括支援センターにもご案内を郵送。
30の自治体からの参加がありました。中には、長野県から遥々来てくださった Kさんも・・・。会場受付は、さながら同窓会のよう・・・

最終的な参加者総数は350名

このセミナーのために、今までのみま~もの歩みの中でつながった方々が、講師・シンポジストとして力を貸してくださいました!!
・東京都福祉保健局 高齢社会対策部長 中山様
(みま~も発足当初は、大田区福祉部長。地域づくりセミナーの講師を引き受けてくださったり、キーホルダー登録事業を生み出した際には、いろいろと相談にのってもらいました・・・。)
・大森医師会理事 大田区在宅医療連携推進協議会 会長 鈴木内科クリニック 副院長 鈴木 央 先生
(私たちの地域包括支援センターのすぐそばで開業している尊敬する先生です。地域の在宅医療連携、地域包括ケアの実現に取り組まれています。みま~も主催 認知症セミナー講師などでご協力いただいています。)
・東京都健康長寿医療センター研究所 医学博士 藤原 佳典 先生
(みま~もへの関わりから、大田区をホームグラウンドに様々な「高齢者の社会参加」研究に取り組まれています。)
・東邦大学医療センター大森病院 ソーシャル・ワーカー 松本 幸則さん。
(平成21年6月地域づくりセミナー「医療の安心」で講師を引き受けてくださり、このセミナーをきっかけにキーホルダー登録システムが誕生しました。いわば、「キーホルダー登録システムの生みの親」なんです。)
・大田区福祉部高齢福祉課 篠塚 えみ子 課長
(地域包括支援センターを管轄する高齢福祉課長。今年度より高齢福祉課長になられたのですが、今回の取り組みのために会議にも参加してくださり、シンポジストの依頼も快く引き受けてくださいました。)
・大田区地域包括支援センター蒲田医師会 管理者 大屋 由枝 さん。
(地域包括支援センターの前身、在宅介護支援センター立ち上げ時からを知る在宅のエキスパート!私と同世代でこの方には、私も何でも相談できる唯一無二の存在です!)
・おおた社会福祉士会会長 株式会社アクセス 代表取締役 田端 千英 さん。
(この人の「地域」への思い、具体的な実践の一つひとつに感銘を受けています。みま~もにも、協賛事業所として力強く関わってくれています。)
・通所介護事業所連絡会会長 山王リハビリステーション係長 藍原 義勝 さん。
(藍原くんとの出会いは、私が福祉の世界に飛び込んだばかりの頃まで遡ります。当時藍原くんは20代前半の金髪くん
あれから15年余り・・・、大きく立派になりました。
)
当日の式次第はこちらです。
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シンポジウム総評で、東京都福祉保健局 高齢社会対策部長 中山様はこう話してくれました。
「私が知る限り、みま~もは全国でNO1の取り組みでしょう。
そして今回、新たにみま~もが提案した 『 まちづくりが元気!おおた 』 登録事業については、事業所と地域住民が直接的につながっていくという、行政では発想もできないような取り組みが今日からスタートするということで、行く末を期待しています。
また、大田区という行政体としてこの取り組みにどのように対応していくのかも、大変興味を持ちながら見守っていきたいと思います。よろしくお願いします。」 と・・・・。
このセミナーで提案した、『キーホルダー登録事業』に続く、新たなみま~もの事業
「わがまちが元気!おおた」登録事業 は、この日だけで、50を超える事業所が登録をして、ステッカーを持ち帰ってくれました。
急速な高齢化が進む大都市部東京・・・。
しかしこの大都市には、ここに集まった方々のような、多くの人的資源が存在するのです!
社会資源・人的資源の宝庫である大都市部の利点を最大限生かした地域包括ケア!それが・・・、
『 大田区発信!地域包括ケア 』 なのではないでしょうか。
『 大田区発!地域包括ケア ~ まちづくりのために今、専門職ができること ~ 』 が、350名の参加で幕を開けました!!
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司会は、わが地域包括支援センターリーダー! たぐナース。
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東京都福祉保健局 高齢社会対策部長 中山様。
・東京都の目指す高齢者の姿
・地域居住の実現に向けた高齢者福祉の3原則
・地域で暮らし続けられる地域包括ケアシステムの推進
・地域包括ケアシステムの主な構成要素
を軸に、東京都が構築する地域包括ケアのあり方について、冒頭に話しをしてくださいました。
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東京都健康長寿医療センター研究所 医学博士 藤原 佳典 先生 基調講演。
「シームレスな社会参加を支援する地域づくりへ!」
・藤原先生基調講演の中の「生活機能に応じたシームレスな社会参加」についての資料はこちらをご覧ください。
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大田区地域包括支援センター蒲田医師会 管理者 大屋 由枝 さん。
基調講演②:「大田区の地域包括ケアを考える ネットワークづくりの現状と課題 ~コーディネーターの活動を通して見えること~」
・基調講演② 地域包括支援センター蒲田医師会 大屋さんの資料はこちらをクリックしてご覧ください。
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シンポジウムが始まる前に、基調講演の2題を基に、シンポジウムのポイントをたぐナースが伝えます。
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シンポジウムが始まります・・・。コーディネーターは藤原先生。
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・シンポジスト 大田区福祉部 高齢福祉課 篠塚課長の資料はこちらからご覧ください。
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・シンポジスト おおた社会福祉士会会長 株式会社アクセス 代表取締役 田端 千英さんの専門職としての原点がこのブログにあります。ぜひ、ご覧ください!
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・シンポジスト 大田区通所介護事業所連絡会会長 山王リハビリクリニック係長 藍原 義勝さんの資料はこちらをご覧ください。
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・シンポジスト 東邦大学医療センター大森病院 ソーシャル・ワーカー 松本 幸則さんの資料はこちらをご覧ください。
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・大森医師会理事 大田区在宅医療連携推進協議会 会長 鈴木内科クリニック 副院長 鈴木 央 先生の資料はこちらをクリックしてご覧ください。
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シンポジウムでの話し合いを基に、地域住民と日常的に専門職がつながり、医療・介護が必要となったとき早期に私たち専門職が関わることが可能となる具体的なツールの提案です。
私の「わがまちが元気!おおた」登録事業提案。そして、そこに込めたこの事業の意義・目的については、こちらの資料をご覧ください。
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最後に、中山部長の総評。
私たちに最高のエールを送ってくださいました・・・・。
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16:30、セミナー第1部の閉会です。
アンケートは、参加した専門職の皆さんがしっかり受け止めてくれたことを示しています。
「地域における見守りが垣根を越えてこそ可能になること、行動していくことが大事であることがよく理解できた」 (地域包括支援センター 社会福祉士)
「大田区発!地域包括ケアセミナーに参加できたこと、ケアマネージャーとして感謝しています。多くのシンポジストの方々の現場の声を一度に伺う機会はまたとないものです。発信・企画してくださった皆様へも今後ともこの大田区で働けるケアマネであることを感謝しています。」 (ケアマネージャー)
「他区からの参加ですが、医師会との連携はじめ、多機関が連携していることが、スタッフの多さからも伺えました。参考になる内容でした。ありがとうございました!!」 (主任介護支援専門員)
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「疾病を抱えた高齢者の支援を行っていると、在宅に戻って生活をしたいという希望が多く聞かれます。しかし、独居であり介護者がいないケースや同居介護者が高齢であり、在宅に帰れないケースも多々あります。
今回のシンポジウムを聴き、地域のネットワークを濃くし、一人でも多くの方の希望が叶うような支援ができたら良いと思いました。」 (医療ソーシャル・ワーカー)
「様々な活動を知る貴重な機会となりました。今後、今日のシンポジウムで発表してくださったようなことを行う事業所・医療機関が増えればいいと感じました。日々、支援が必要な20%の方をどう包括やサービスにつなぐかが一番苦慮しているところです。
支援が必要な方をよりスムーズに専門機関につなげる仕組みをどうしていったらいいかと思います。」 (保健師・看護師)
「熱心な事業所の方々の話しを伺って、モチベーションが上がりました!今後も連携して活動できたらと思います。」 (地域包括支援センター社会福祉士)
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来場したときの受付スペースが、帰りには 『 まちづくりが元気!おおた 』 登録事業の申し込み受付に大変身!!
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この日に何とか間に合わせたA4・A3サイズ2種類のステッカーも、今日、登録した事業所の方々に手渡します!
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みま~もスタッフが、登録を呼びかけます!
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このセミナーで、登録事業所は50を越えました!
地域住民と医療・介護事業所がつながるツール!「まちづくりが元気!おおた」本日発信しました!!
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