新年明けましておめでとうございます!
おとぎ話の 「 北風と太陽 」 ・・・・。
村人のコートを脱がす力比べ。
北風は何とかコートを吹き飛ばそうとする。
風を強くすればするほど、相手は身構え、コートをしっかりとつかんで離さない・・・。
太陽はあたたかさとともに、村人自身がコートを脱ごうという気になるために力を注ぐ・・・・。
「この人たちなら、手をさしのべてもらおう・・・」 と、今まで着ていた重いコートを脱いでもらうためには、何が必要なのでしょう・・・。
いえ、自分なら北風と太陽のどちらを選びますか?
コートを無理矢理はぎとるのか?!それとも、その人が自ら脱ごうとすることに力を注ぐのか・・・?
この間、さまざまな地域で働く専門の方々とお会いする中で自分が感じていることは、まずは専門職である自分たちの
発想の転換 がどうしても必要だということです。
一人はしょせん一人でしかありません。一人の人間ができる限界などたかが知れている。
だからこそ、何に力を注ぐのかが大事なのだと思います。
専門職としてのプライドを、本来自分たちが持っている専門性を発揮するために力を込める・・・。
今の現状の中で、業務に忙殺され、専門職としての誇りすらも擦り減っていく・・・。
そんな専門職ばかりでは、地域包括ケアもへったくれもない!
そんなのはまっぴら!
太陽の如き専門職であれ!
地域を照らす専門職に・・・。
一人でがんばる必要などない!
いや、がんばってはいけない!
地域の専門職みんなで考えましょう!
力を出し合いましょう!
元気になりましょう!
輝きましょう!
それが、地域包括ケアの原点だと思うんです。
本年もよろしくお願いします。
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