「高齢化の一途をたどる大都市東京において、高齢者が住み慣れた地域で生活を継続するためにはどうしたらよいのか?」
この課題解決に向けて、今から5年前、平成20年4月に「大田区地域包括支援センター入新井」の呼びかけで、高齢者に携わる各種専門機関と地域団体、企業等が協働し生まれたのが、本会「おおた高齢者見守りネットワーク(みま~も)」です。
本会の主な活動は、地域で暮らし、働く全ての人々と協働し、地域住民を対象とした、
「地域づくりセミナー」 の開催、
「高齢者見守りキーホルダーシステム」 の基盤づくりから普及啓発、高齢者が社会的役割を持てる場である
「みま~もステーション」 の以上三本柱の他、各地域団体・専門機関との連携に資する、研修会・イベントの実施等です。
高齢者の孤立を予防するためには、高齢者自身が、元気なうちから地域とつながる意識を持ち、出来れば早い時期に地域包括支援センターともつながっていること。
そして地域の中で身近な人の異変に気付き、専門機関へ早期に連絡できることが必要です。
地域のつながりが薄いと言われる大都会ですが、一方では多くの人が住み、働く人材の宝庫、社会資源の宝庫であるとも言えます。
本会は『気づき・見守り・支え合う地域づくり』を合い言葉に、そのような大都市のメリットを活かした、都市型の見守りネットワーク構築を目指しています。
そして今年度!
今までの5年間で築いてきた専門職、専門機関とのネットワークをフル活用してみま~も初の専門職向けセミナーを8月に開催します!開催規模は500名!!
テーマは、
『 大田区発!地域包括ケア!~町づくりのために今、専門職ができること~ 』
来賓として、東京都福祉保健局部長 中山氏が馳せ参じてくれることになりました。中山部長は、みま~も発足当初、大田区福祉部長でみま~もの成長を常に見守ってくださっています。
講師は、東京都健康長寿医療センター研究所 医学博士 藤原先生に依頼!
藤原先生は、みま~もの取り組みに大変関心を持ち、大田区を拠点に高齢者の社会参加をテーマに研究を進めています。
そしてシンポジストは、
みま~もキーホルダーシステムを一緒に生み出してくれた協力者!東邦大学医療センター大森病院 MSW 松本さん!
昨年度、認知症セミナー講師 大森医師会 鈴木内科医院 副院長 鈴木 央 副院長。
大田区福祉部 高齢福祉課 篠塚課長。
そのほか各職能団体を代表して、社会福祉士会会長、通所介護連絡会会長がシンポジストに決まりました。
各職能団体・シンポジストとは、打ち合わせを重ねてセミナー当日を迎えていきます。
この打ち合わせの場を重ねていくことで、各分野の壁を越えて、同じ大田区で働くもの同士が目指す方向性を共有できたらと思います。
町づくりの視点で、自分たち専門職に何ができるのか?町の中で地域住民と専門職である私たちが元気な頃から日常的につながっている町づくり!
これこそ大田区発!地域包括ケアの姿なのです。
平成25年8月24日開催 「大田区発!地域包括ケア ~町づくりのために今、専門職ができること~」のチラシの拡大版は、こちらをクリックしてご覧ください。
5月14日(火)第1回の打ち合わせを行いました。
東京都健康長寿医療センター研究員 Nさん、大田区高齢福祉課係長、大田区3医師会 在宅連携調整窓口担当者、鈴木先生、ほか各職能団体、みま~も代表、副代表等、25名ほどの皆さんで話し合いです。
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大森医師会 鈴木内科医院副院長 鈴木 央先生。
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東邦大学医療センター大森病院 MSW 松本さん。
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