新年明けましておめでとうございます。
冬はいい。
空気が澄み、すべて眼に入るものが心にすっと入ってくる。
いつも何気なく通り過ぎる景色の一つひとつに、凛と立つ風景を感じ、ふっと自分の足を止める。
この冬という季節に自分を確かめる。
さまざまな風景を感じることができる自分自身でいるか?
ふっと足を止める感性を、今も持ち合わせているか?
一年一年、気がつかずに多くの自我を身にまとっている自分がいる。
凛と立つもの、凛とした季節は、このまとっているいらないものをそぎ落としてくれる。
だからこの冬という季節は、自分にとって大切な季節です。