みま~も協賛企業の方からの紹介で、国立障害者リハビリテーションセンター研究所 福祉機器開発部 福祉機器開発室長 Sさんと知り合った。
このSさんが、「福祉デザインワークショップ:障害者の災害対策ワークショップ」の参加メンバーと共に開発したワークショップキットが、
「障害者の災害対策チェックキット~備えよう!その時のために~」 です。
災害時の自助の備えを考えるプロセスを、キットにより支援することを目指し開発されたそうです。
障害者の災害対策用として開発してきたキットですが、これを高齢者の災害時の備えとしても活用できないか?この効果・検証を行うために、みま~もサポーターである住民の皆さんに協力依頼!
実際にキットを使って、ワークショップを行いました。
① 今現在、自宅で利用している物、災害時に備えて用意してある物を、「備えカード」から取り出し、シートに貼っていきます。
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② ファシリテーターの質問を聞きながら、シートの「現在の備え」の中で使えそうなカードの横に〇、使えなくなりそうな物に×をつけ、課題となりそうな事柄をポストイットに記入し、「必要な備え」欄に貼り付ける。
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③ ポストイットの課題を解決するための備えを、再度「備えカード」一覧から探し、「必要な備え」欄に貼ると、自身の「「必要な備えリスト」が完成!!
終了後も、ファシリテーターと日常の備えについて話し合うみま~もサポーターの姿がありました。
65歳以上世帯の中で、独居、もしくは高齢者のみの世帯割合は半分を超えています。日頃から、災害時のために「備え」を支援することができるツールとして、大いに活用できるキットであるという手応えを持つことができました。
みま~もに関わる人たちとの効果・検証を行い、多くの自治たちの取り組みとして広がっていくといいですね。
障害者の災害対策チェックキットの概要はこちらのホームページでご覧いただけます。キットのダウンロードも可能です。
国立障害者リハビリテーションセンター研究所ホームページ 「障害者の災害対策チェックキット活用事例」に、みま~もステーション講座の様子がアップされています。こちらをクリックしてご覧ください。
災害対策チェックキット 概要
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備えカード一覧
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みま~もステーションで、災害対策講座を開催!!
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ファシリテーターが、今日の進め方をまずは説明。
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自宅で日頃使用しているもの、常備しているものをまずは備えシートに貼っていきます。
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課題となりそうな事柄をポストイットに記入し、「必要な備え」欄に貼り付ける。この過程を行う中で、自分に必要な「備えリスト」が完成していきます。
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終わった後も、ファシリテーターとみま~もサポーターの方々で話が尽きません。
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