「定例会で、平成24年度から始まった大田区の高齢者見守りネットワーク推進事業の途中経過について話してくれないかなぁ~・・・」
おおた社会福祉士会会長 Oさんから依頼があったのは1ヶ月ほど前だったでしょうか・・・?
大田区では、地域の見守り体制構築に向けて、地域包括支援センターを核とした推進事業を展開しています。
具体的には、平成24年4月から「大田区見守りキーホルダー登録事業」をスタート!
まだ包括支援センターを必要としていない元気なうちから、キーホルダーの登録を通して、包括支援センターとつながるシステムをつくりました。
もうひとつの具体化は、平成24年6月より、各地域包括支援センターに「高齢者見守りコーディネーター」を常勤配置をしたことです。
「見守りコーディネーター」は、積極的に地域に出向き、高齢者と関わる個人、団体、機関等の情報を流れやすくし、地域の方と連携した、高齢者を見守る体制づくりを進める核となる職員。
高齢者を1件1件訪問し、実態把握をするという実働職員ではなく、地域にある機関、団体、個人とつながり、高齢者を見守っていくためのコーディネートのために人員を配置したのです。
このような具体的なシステムと体制をもとに、高齢者見守りネットワーク推進事業を平成24年度からスタートしました。
この事業についての、現段階の状況報告をしてほしいという依頼が、おおた社会福祉士会からあったのです。
とりあえず受けたものの、何となく私の中に違和感がありました。
包括支援センターの社会福祉士が状況報告をする。そして、大田区の社会福祉士会の方々がそれを聞く。それでおしまい。
では、もったいない!
包括支援センターの見守りコーディネーターの大部分が社会福祉士。
同じ社会福祉士同士、この事業で協力し合えることは必ずあるはず!
そんな思いで、近隣の地域包括支援センターに呼びかけ、一緒におおた社会福祉士会定例会に参加してもらうことにしました。
そして今日、おおた社会福祉士会定例会に出席。参加してくれた包括支援センター職員は、コーディネーターを中心に9名!
そのほとんどの方が、社会福祉士会に初めて出席する人たちでした・・・。
せっかくなので、私の話しは30分程度に大幅に削り、意見交換の時間を増やしました。
同じ資格を持った人たちが集い、具体的に何が行えるのかを考え合う時間っていいものですよね。
帰り道・・・、見守りコーディネーターのSさんが、私にこう話してくれました。
「社会福祉士会に参加すると決めた時、正直、何を言われるのか怖かったんです。いったい何をやっているんだ!と、責められるんじゃないかって・・・・」
同じ資格を持つ者同士でも、お互いを知らない段階では、このように考えてしまうことってよくあるんですよね。
見えない垣根とでも言うんでしょうか・・・・。
でも、顔を合わせて、肩肘張らずに協力を求める。そこから何です!ともに創りあうための何かが始まっていくのは・・・。
地域包括支援センターに新たに配置された見守りコーディネーター・・・。今年度から始まった新たな取り組みです。
当然、どこのコーディネーターも初めて取り組むもの。肩肘張って、成果など考えなくていい・・・。
それよりも、協力してもらえばいいんです。力を借りればいいんです。そのスタンスで行った方がきっとうまくいく!
だって、今日だって、たった1時間ちょっとでこれだけの協力者ができたのですから・・・・。
おおた社会福祉士会定例会用に作成した資料はこちらをクリックしてご覧ください。
みま~もステーション夏祭り翌日は快晴
夏祭りで使用したエプロンやTシャツ、サンバイザーを一斉に洗濯!
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気持ちよく風に吹かれていました。
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おおた社会福祉士会定例会に参加。
包括支援センター見守りコーディネーターの皆さんも、おおぜい参加してくれました。
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資料拝見しました。勉強になりました。