平成25年11月20日、当院の第14回 医療連携懇話会を開催しました。
この会は、地域の病院関係者、医師会の先生方との懇親を目的に始まり、毎年この時期に行っています。
今回の医療連携懇話会は125名の出席をいただき、盛大に執り行うことができました。
当院にとって平成25年は、大きな変革の1年だったと思います。
1月に蒲田分院を開設。従来より大森の本院に併設されていた、回復期リハビリテーション病床と医療型療養病床を分離独立させ移転し、各々60床に増床しました。
また、これに併設し人間ドック健診センターも同時期に開設しています。
4月には蒲田分院を、「在宅療養支援病院」とし、24時間365日体制の在宅医療提供を実現しました。
蒲田分院では来年1月にも、リハビリに特化したデイケアを開設、回復期リハビリテーション病棟に関わる 理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が、在宅生活でのリハビリを支えます。
医療連携懇話会では当院の変革の1年を、参加者の皆様に 「社会医療法人財団 仁医会の取り組み」 として理事長が報告しました。
地域に根ざした医療機関として、これからも当院はさまざまな変革を行っていくことでしょう。
私も、この当院の一員として、地域に根ざした在宅福祉の在り方を考え、取り組んでいきたいと改めて感じた一日でした。
最後に、この医療連携懇話会で新たに作成した 『 牧田総合病院診療案内 』巻頭の、理事長あいさつをご紹介します。
『 当院は、約80年もの長きにわたって地域とともに歩み「地域医療」の中核としての責任を果たしてきました。現在は、急性期医療・回復期リハビリテーション・療養型医療・予防医学・介護保健施設・在宅医療・介護サービスという、急性期から在宅医療、予防医学などの包括的な医療体制を同一法人内ですべて完結し、垣根のない医療サービスを提供しています。
大森の牧田総合病院では高度な急性期医療を担い、特に救急医療に力を入れ、地域の方がいつでも必要な医療を受けることができるように365日24時間の応需体制で、全診療科を挙げて断らない地域救急医療に取り組んでいます。
蒲田分院は回復期リハビリテーション、医療療養型に特化しています。回復期リハビリテーション病棟は、様々な医療専門職がチームを組んで集中的なリハビリテーションを実施し、自宅や社会へ戻っていただくことを目的とした病棟です。
医療療養型病棟は、急性期を過ぎ、長期入院が必要な患者様が対象で、人工呼吸器が装着されているなど重篤な患者様を対象としています。
人間ドック健診センターでは、年間5万人以上のドック・健診を行い、全国でも有数な健診施設です。
介護保険施設である 『 大森平和の里 』では、介護を必要とする高齢者の自立を支援し、家庭への復帰を目指しています。
急性期医療、回復期リハビリ病棟での入院治療後に、安心して退院いただける環境づくりを行っていくことも必要になってきています。
そのため近年は、在宅医療分野にも力を入れており、蒲田分院は在宅療養支援病院としての役割も担っています。24時間365日体制で往診や訪問看護を行い、入院が必要な患者様はいつでも牧田総合病院に入院できます。
訪問診療だけでなく、介護保険事業である居宅介護支援事業所、訪問看護ステーション、訪問リハビリテーションを開設し、地域医療へ貢献しています。
患者様が住みなれた地域で安心して切れ目なく最高の医療を受けることができるよう、「予防・医療・介護・福祉のトータルケア』を実現する、地域の良き一員であり続けることをこれからも目指して参ります。 』
この医療連携懇話会で新たに作成した 『 牧田総合病院診療案内 』
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平成25年11月20日、当院の第14回 医療連携懇話会を開催しました。
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地域の病院関係者、医師会の先生方を出迎えます。
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125名の出席をいただき、開会することができました。
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小谷 奉文 病院長 開会あいさつ。
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ご来賓あいさつ 大森医師会 会長 金子 則彦 先生
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金子先生には、「初期救急の一翼を医師会は担う」をテーマにご講演いただきました。
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当院 荒井 好範 理事長が、『 社会医療法人財団 仁医会 の取り組み 』 について話しました。
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ご来賓あいさつ。 蒲田医師会 会長 南雲 晃彦 先生
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ご来賓あいさつ・乾杯。 田園調布医師会 会長 荻原 牧夫 先生
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地域医療を担う参加者の皆様と、当院医師、各部署職員との交流が図られていきます。
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中締めあいさつ。 蒲田分院 橋本 節男 院長
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参加者の皆さま ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
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