26年度、みま~も発足以来初めてのことをやってみました!
それは、
『 みま~も協賛事業所・企業向け研修! 』
現在75の医療・介護事業所、企業が協賛してくれている「みま~も」・・・・。
しかし発足から6年が経過し、当時を知る人も少なくなっている。
発足当時どんな思いを持ち、働きかけをして、現在のような組織形態になってきたのか?みま~もが地域の中にどんな変化を生み出しているのか?
改めて、「協賛事業所・企業として関わる人たちと認識を一致させたい!」そんなねらいを持って準備してきました。
この研修にあたって、講師を誰にするか?
今回は当事者ではなく、どちらかというと外部から見た『みま~も』を話してくれる人という視点から、書籍『みま~ものキセキ!』を編集、月刊『公衆衛生情報』など医療・介護予防分野の書籍を多数手がけている 「ライフ出版」代表取締役 徳田 武さんに講師をお願いしました。
また座長を、後援団体となっている東京都健康長寿医療センター研究所 「社会参加と地域保健研究チーム」研究部長 藤原 佳典 先生に依頼。 快く引き受けてくれました
集まった協賛事業所・企業の方々は100名!
藤原先生は、みま~もの仲間たちに戦国時代の「大阪冬の陣」をたとえにこう語りかけます。
「 国の財政状況などを考えると、もはや援軍は期待できない。地域包括ケアは戦略・戦術的に進めていくことが必要。
戦略とは、資源の配分を決めること=どの事業にどれだけエフォート(労力)を投入するか決める。
戦術とは与えられた資源を活用するための方法=配置された人員で業務目標を達成する方法を決める。
そのうえで、外堀(地域力)なく、内堀(専門職)だけでは守れず。」 と・・・。
徳田さんは、編集者としての視点から「みま~も」を分析。
さまざまな学術的な“理論”に即した効率的展開をしていると評価(・ヘルスプロモーション・セッティングス・フォー・ヘルス・ブランド経営・コミュニティ・リソース・マネジメント)したうえで、
「 人類史上経験のない未曾有の超高齢社会に生まれたのは不幸!?誰も経験していない、今後も経験できない超高齢社会の地域づくりを当事者として体験できるのは幸福!?どう考えるかはアナタ次第!
泣いてても笑ってても時は過ぎてしまう指を咥えてるだけの人にも挑戦する人にも平等にその時はやってくる!
この時代に生まれ、みま~もに巻き込まれたのは運命。みま~もで「特別な50年」を乗り切りましょう! 」 と、100名の協賛事業所の仲間たちに大きなエールを送ってくれました。
「みま~も」の取り組みを通して、たまたま出逢うことのできたお二人。
「みま~も」の歩みを始めていなければ、決して会うことのできなかったこのお二人が今、「みま~も」をそれぞれの立場で語っている・・・。それぞれの立場から、「みま~も」を見守ってくれている。
二人の話を聴いて、100名のみま~もの仲間たちは、自分たちが取り組んでいることの意味と確信をもらい元気に帰っていきました。
みま~もの7年目が、100名の確信とともに今、始まります!!
ライフ出版 徳田さん の講演資料 『 すばらしきみま~もの世界! ~編集者から見た超高齢社会における地上の星たち~ 』 は、こちらをクリックしてご覧ください。
今回の協賛事業所・企業向け研修の案内チラシはこちらから見ることができます。
平成26年4月25日(金)、「みま~も協賛事業所・企業向け研修会」を開催しました!
当日資料と「みま~も饅頭」が、各テーブルに配られます。
参加者へ講師の徳田さんから、徳田さん編集・藤原先生著
『 世のため・人のため・自分のためのボランティア活動 長続きマニュアル 』 の冊子を参加者全員にプレゼント!!
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藤原先生(私の左)と、徳田さん(私の右)との事前打ち合わせ。徳田さんは、
「 自分は書くことが仕事なので、話すのは得意でないんですぅ~ 」 と、少々緊張気味・・・。
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みま~もの協賛事業所・企業だけで100名の方々が参加!
みま~もも大きくなったもんです・・・。それでは始めましょう!!
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大田区福祉部 高齢福祉課 佐々木 信久 課長あいさつ。
今年度異動してきた佐々木課長・・・。年度初めで忙しい中参加してくださいました。研修会終了後、
「全国が注目する 『みま~も』を勉強することができました。」 と、私に話してくれました。
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東京都健康長寿医療センター研究所 「社会参加と地域保健研究チーム」研究部長 藤原 佳典 先生。
今回は座長として、研修会をリードしてくれました。
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「地域包括ケアは戦略・戦術的に進めていくことが必要。外堀(地域力)なく、内堀(専門職)だけでは守れず。」
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ーアンケートよりー
・非常に示唆に富むお話をうかがうことができました。大田区発のみま~もが、地域のさまざまな方々とつながり、そして国中に広がり、羽田空港を通して世界に羽ばたく夢のある活動であることを強く感じました。
・私はこの業界に入り2ヶ月です。今後の高齢化社会の中で、このようなネットワークが存在することをはじめて知りました。国からではなく、地域から発信していく「みま~も」にこれからも参加し、先頭を走っていきたいと思いました。
・日々目指していることの明確化、再確認ができたとともに、今までも、これからも歩むべき道筋の光がはっきり見えた研修であったかと思います。これからも協賛の皆様とともに、活動を楽しみながらつながりを大切に、活動していけたらと思っています。
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ライフ出版 代表取締役 徳田 武 さん。
「この時代に生まれ、みま~もに巻き込まれたのは運命。みま~もで『 特別な50年 』を乗り切りましょう! 」
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ーアンケートよりー
・みま~もの活動で、たくさんの方とのつながりを持つことができたことは、会社的にも、自身の仕事に対してもプラスでありました。これからもできることをできるだけ、楽しみながら参加していきたいと思います。『 特別な50年 』に関わることができたことに誇りを持ちました。
・さまざまな事業所の連携がすばらしいと思います。明るく楽しい会合に参加できて有意義な時間と事業の展開が見えてきました。『 特別な50年 』に向かって、みま~もに参加して勇気がわいてきました!
・みま~もの先進的な取り組みと長期的な方向性が大変勉強になりました。人の心やあたたかさが社会を動かすと実感し、ビジネスも単純な利益追求ではなく、地域の皆様に、賛同と善意の集まる内容を考えるのが大切だと感じました。
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みま~もレストランの管理栄養士 さとちゃん。
自分のことが徳田さんの話に出てきてご満悦な表情
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参加者からは、徳田さん、藤原先生に多くの質問や感想が出ました。
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協賛事業所 株式会社ファーコス あい薬局の薬剤師・ケアマネジャーの皆さん。
みま~もは個人ではなく、組織がみま~もの目的・趣旨に賛同して関わる仕組みをとっています。
この仕組みがあるからこそ、組織の理解を得て、専門職たちがまちづくりに関わることができるのです。
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