おおた高齢者見守りネットワーク、今年度最後のセミナー 『 認知症セミナー ~認知症の人と歩む町に ~ 』が、 参加者175名、スタッフ49名、合計224名 という参加があり、大盛況に終えることができました。
開会の挨拶に立った、大田区福祉部 高齢福祉担当部長 伊藤 勝康 様は、
「みま~もは、平成20年から始め、現在は、9つの地域包括支援センターのエリアにまで広がっている・・・。介護職・企業・地域が協力して、高齢者を見守るということのネットワークづくり事業に取り組んでこられている。
このみま~もの中で、特に『「みま~もキーホルダー登録システム」というものがございます。これは、発想、事業展開において非常にすばらしいもの。これにつきましては、成果も踏まえ、全区的に進めていきたいと考えている。
また、『 みま~もステーション 』など、高齢者自身が取り組む事業など、数々の実績を生んでくれています。」 と話しをしていました。
認知症の妻を、初診から3年9ヶ月の間、最後まで在宅で介護した経験を持つ 村井 昭三 氏は、「介護と私」~介護日記の朗読から~ をテーマに、自身の日記を朗読してくださいました。朗読後、参加者にこう訴えました。
「我が国の制度は、全てがそうですが申請主義です。皆さんが誰かに、どこかに相談をして、ノックをしませんと行政なり、さまざまな機関は、決して御用聞きをするとか、出前をするとかということはございません。
だから日頃から介護保険サービスをの情報を理解しておいて、いかに早く必要としているサポートを受けるかということが大事なのです!」
今回の講師である、東京都健康長寿医療センター研究所 社会参加と地域保健研究チーム 研究部長 藤原 佳典 医師は、
「私たちは、日頃、いろいろな地域に出かけていっていますが、みま~も活動など豊かなこれだけの社会資源が備わっている地域というのは、めったにありません!このような資源をフルに活用していただくことが、この地域の皆さんはできるのです!」 と、講演の最後をこの言葉で締めくくってくれました。
行政、介護者家族、医師・・・。
それぞれの立場から、みま~もの事業の可能性をこのように表現してくださいました。
第2部は、スイス連邦ヨーデルフェスト最高級クラス1級を、スイス人以外で唯一取得している、本場スイスでも認められたヨーデル歌手 北川 桜さんのコンサート!
有料老人ホームNRE大森弥生ハイツが全面協力してくださり、ホットワイン、スイスハーブティー、ドイツソーセージ・チーズの盛り合わせを用意!コンサートに花を添えます。
スタッフが約50名いてくれるからこそできる、みま~もならではの認知症セミナー!今回は、2回にわたり写真でつづっていきます。
1部は、「当日準備の巻」、2部は、「本番の巻」是非、ご堪能ください。
私たちの事務所から約3分。「エセナおおた」ここが今回の認知症セミナー会場です。
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朝10時、みま~もメンバー集合!まずは、ダイシン百貨店、NRE大森弥生ハイツから運んできた机の搬入!
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今回の認知症セミナーの申し込み人数は180名、スタッフは50名!あらかじめ考えておいたレイアウトで、机を配置。
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机が設置できたところで打ち合わせ。
これから当日資料の折り込み、袋詰めチーム、2部のヨーデルコンサートのための準備チーム、会場設営チームに分かれて準備開始です!
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当日資料袋詰め。200名規模のセミナー、資料の数も半端じゃぁない・・・。
しかし、ここはみま~もスタッフ50名の力がある!大変な作業も、大勢で楽しく、ワイワイ話しながら進みます。
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当日資料は、村井さんの介護日記、藤原先生の資料、そして、がんばってこの日に間に合わせた来年度の年間パンフレット、みま~もステーションの2月の予定表、アンケート用紙などなど・・・。
筆記用具のボールペンは、協賛事業所からかき集めました・・・

事業所のみなさんありがとうございます。
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そして、なぜか大量のスプーン・・・???その数何と、約350個!
このスプーンを一人に2個配布します。
「スプーンを2個も何に使うの?」と思われる方も多いはず!これは第2部のヨーデルコンサートで楽器として使います。どうやって使うのかは、「認知症セミナー本番の巻」のブログ記事までお・た・の・し・み

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はて?何に使うのでしょう~~~~~~???
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「さわのぼりさぁ~~~~ん!ぼく、ちゃんとスプーン持ってきたんですよ!」自身ありげな福祉用具事業所の新人Hくん。
持参したのはプラスチックスプーン!
私: ・・・・・・・まっ、いいか!
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11時、北川桜さん登場!さっそく、入念なリハーサル。
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今回の目玉!アルプホルンもベールを脱ぎました。桜さんに公演を依頼したときに、「これだけはやってほしい!」と、無理にお願いしました。
桜さんは、そんな私のお願いを実現するために、アルプホルンが吹ける奏者をわざわざ日程調整して、このコンサートのために実現させてくれたのです。
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本場スイスのアルプホルンには、スイスの国旗が刻まれていました。
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ハンドベルと、カウベルも用意。本番が楽しみです・・・

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会場準備チームも、しばし座り、桜さんのリハーサルの雰囲気にうっとり・・・。
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ヨーデルコンサート準備チームは、コンサートのときに全員に配る飲み物、ホットワインとスイスハーブティーのカップ作りに挑戦!
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紙コップで作ったカップ完成!このマークは、本場ドイツビアホールに飾られている旗をイメージしました。
やるからには、とことんスイス&ドイツの雰囲気を再現しちゃいましょう!
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当日資料を全席において、事前準備完了!
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「おまたせぇ~~~!」
待ってました!NRE大森弥生ハイツから、2部の料理とホットワイン、スイスハーブティー、そして、お弁当の差し入れが届きました!
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チーズ。今回は、ボニファッツ風というものらしい・・・・。このチーズをドイツパンに載せて提供します。
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ザワークラウト(キャベツの漬物)ドイツソーセージの漬け合わせとして用意してくれました。
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準備で大忙しだったスタッフ、そして北川桜さんたちのために、温かい豚汁も用意。
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お弁当50食を、「みま~もの胃袋」大森弥生ハイツ管理栄養士さとちゃんが心を込めて準備してくれました・・・。
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さとちゃん・・・・、本当にいつもありがとう。
あなたから、食の大切さ、食の楽しさを、いつも教えてもらっています・・・。
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さとちゃんからのメッセージがお弁当に添えられていました。
スタッフの皆様へ。
前回の認知症セミナーからもう一年・・・。昨年35食だったスタッフ弁当は、今年は50食に増えました!
地域の広がりやネットワークにより、学びの輪がじっくり地域に根づき、みま~もとともに広がり始めてきました。
「歌声喫茶ともしび」では肩を組んで歌い、「わらび座」では、同じ何かを心に受け継ぎましたね。
今年の「ヨーデルコンサート」では、一体どんなつながりが生まれるのでしょうか?とても楽しみですね。
本日のお弁当も、みま~もスタッフの胃袋がみんな一緒につながるように、NRE大森弥生ハイツの定番メニューや、人気メニューを取り入れ作りました。
『 NRE大森弥生ハイツ=みま~もの胃袋 』 と言われるように、これからもがんばります!
来年のセミナーでは、100食もあり得るかも・・・ 
みま~もがますます地域に根づき、広がることのお手伝いが、今日のスタッフの皆さんと一緒に、もっとできたらと願っています。
がんばろう!
東北!
がんばろう
みま~も!
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お弁当に群がるみま~もスタッフ!そういえば、たくさん動いてお腹の減りもピークでしたね。
まるで、戦時中の配給のようです。
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NRE大森弥生ハイツ施設長 片山さん。豚汁を配りながら、スタッフ一人ひとりに声をかけ、盛り上げます。
こんなさりげない心遣いの一つひとつが、人をやる気にさせるんですよね。
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会場となる多目的ホールでみんなでお食事。
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「おいしい顔って・・・・、こぉ~~んな顔

!」のオンパレード!!
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お腹も満たされると、時間はもう13時。さぁ、いよいよ本番へのカウントダウン!皆さん、張り切っていきましょう!オーーーーーーッ!
受け付けのみんな!最高の笑顔で頼むよ!
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会場案内のみなさん、寒いけどよろしくたのんますね!
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さぁ、いよいよ認知症セミナーが開会します!
この後の様子は、「認知症セミナー ~本番の巻~」を、引き続きご覧下さい。