「大田北高齢者見守りネットワーク」地域づくりセミナーが、いよいよ2年目のスタートを切りました!
新年度スタートのセミナーは、「住んでよかったと思える大田区に」をテーマに、大田区福祉部長の中山 政昭 氏をお迎えして開催いたしました。
中山部長は、昨年発足した当会を、行政の立場から力強く支援してくださっています。
この「大田北高齢者見守りネットワーク」が、今年度「独立行政法人福祉医療機構 (WAM)」の助成を受けることとなりましたが、この助成についても、中山部長からの薦めで実現したものです。
中山部長は、今回大田区が出した、10か年計画「大田未来プラン10年」をもとに、今の少子高齢化の現状、そして、この少子高齢化の中、大田区として今から具体的な計画を立てていくことが、地域に住まう一人ひとりの安心につながっていくと言うことを強調し、話してくださいました。
中でも、今年度からスタートした「高齢者ほっとテレホン」(平日夜間から早朝。休日、祝祭日は24時間 専門家が各種相談に対応)の説明には、参加したみなさんからも、「区のこれからの具体的な取り組みの姿勢が見え、安心につながりました・・・」という声が多く聞かれています。
大田区が今回打ち出した、「おおた未来プラン10年」の柱は「地域力」・・・。
この「地域力」というものは、「地域の問題は、地域の中で考えて解決していく・・・」的な、そこに
暮らしている人たちだけに、一方的に投げかけるものではないと思っています。もしそうであるならば、地域住民への責任の丸投げです。
大都市部で構築する新しい「地域力」とは、地域で働く私たちと、地域に暮らすみなさんが、ともに考え合う、伝え合うこと。その交流を通して、地域を考え合うことなんだと思っています。
だからこそ、行政機関、各専門職である私たちも「地域力」をつけていかなければいけないんです。
地域に暮らす人たちへ、自分たちの専門性から発見している事柄を伝えていく力。
地域で起こっていることを、専門職としてとらえる力。
専門の垣根を越えて、協力し合う組織力。
地域に暮らす人たちと具体的に協力し合うコーディネート力。
今回のセミナーは、言うなれば、行政から地域への具体的発信・・・。
来月のセミナーは地域にある200床以上の病院ソーシャルワーカーからの発信・・・。
「地域づくりセミナー」は、考えてみれば、各専門機関・専門職からの発信の場、地域に暮らす人たちへの気づきの提供の場なんですね。
そして、各専門の一人ひとりが、「地域」というものを考えていく必要性を感じる場。
今回の中山部長の話のテーマであった、「住んで良かったと思える大田区に」・・・。これに本当であれば、サブテーマをつけなければいけませんでしたね。
「働いて良かったと思える大田区に」
地域で暮らす人と働く人が、一緒に考え築き上げること。これが本当の「地域力」なんだと、新年度を迎えた今、実感しています。
大田区10か年基本計画 「おおた未来プラン10年」の詳細については、こちらをクリックしてください。
大田区福祉部長 中山 政昭 氏が、2年目を迎えた「地域づくりセミナー」の初回を飾りました!!
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できあがったばかりの「おおた未来プラン10年」のパンフレットを持ち、話す内容にも力がこもります。語るは、「地域力」!
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参加したみなさんも、自分たちが暮らす「大田区」のこれからについて、真剣に聞き入っていました。
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2ヶ月ぶりのセミナーでしたが、多くの方たちが参加してくださいました。この取り組みの定着を感じます。
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今年度も、会を支えるメンバーのみなさんが、準備のすべてを協力して行い、そして当日の参加者を笑顔で出迎えます。メンバーが増え、みなさんを迎える黄色いTシャツが多くなっていることも、うれしいかぎりです。
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中山部長は、セミナーが終わった後も、みなさんの相談に、最後まで接していました・・・。
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21年度も、このメンバーのみなさんとともに、地域に根ざした活動と、この地域に合った新しい「地域力」を生み出していきたいと思います。
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今年度の新しい「みま~もポイントカード」!今年度のセミナーは全8回。参加回数4回目と8回目に、ダイシン百貨店の商品券のプレゼント。この告知には、参加したみなさんも「参加者」から「主婦」、「消費者」に変わり、大喜び!
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