大田区発の地域包括ケアシステム-おおた地域見守りネットワーク(みま~も)

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2007.10.31うれしい悲鳴!!
  •  認知症セミナー大森開催後、様々な方からの連絡が続いている・・・。
     今日も、平和島にあるクアハウスの方より連絡が入り、「認知症サポーター養成講座を全社員で受講したい」という申し入れだった。
     来週に、責任者の方と会い、講座の開催数、日程などの具体化をすることとなった。
     
    大田区でも区長が変わり、「緊急2カ年計画」を立てた。その中に、「認知症予防の推進」が計画にしっかり盛り込まれている。
     認知症サポーターの取り組みは、地域で暮らしている認知症(何も、認知症の方に限定することはない。広く、高齢者の方々)の方々を地域が支えあっていくという観点から、この取り組みは非常に意味があることだと感じている。
     
    また、認知症サポーターを要請するための講習を行う講師を「キャラバンメイト」と呼ぶが、大田区でも、このキャラバンメイトを増やしていくための研修を11月末に行うこととなった。
     私の所属する「牧田総合病院」の看護部長に、この取り組みの趣旨を説明し、キャラバンメイト養成研修への参加を募ってもらったところ、今日看護部長から連絡が入り、5名の看護師が研修に参加し、キャラバンメイトとして活動していく希望が出た。
     当病院の病棟看護師が、地域に出て、様々な人たちと話すことは、看護師自身にも在宅、また地域を実際に知ることができるいい経験になると思います。
     
    重なるときには、重なるもので、看護部長とそんな話をした後に、院長から直通電話が入り、医療向けに出版している雑誌編集者が院長を訪ね、院長が先日の認知症セミナーの話をしたところ、話を詳しく聞きたいと、支援センター事務所にやってきた。
     この方は、医師向けの雑誌編集を専門にやっていたが、今は、認知症専門の雑誌を新たに作り、の各地域での取り組みや、認知症の方の具体的事例に対しての関わり方などを季刊として発行しているそうである。
     初対面だったが話しが弾み、11月22日に開催する「大田区介護従事者交流会」に誘ったところ、その日は、午後まで三重県の伊賀にいるそうだが、終って駆けつけてきてくれることになった。
     
    伊賀に行く理由は、伊賀の商店街の皆さんと弁護士が協力して、「悪徳業者バスターズ」という活動を行っていて、その取材だそうである。
     悪徳業者に被害にあっても、高齢者から、弁護士に直接相談がいくことは全くと言っていいほどない。
     また、相談に行くとしても、すぐに弁護士事務所に行くことはなく、被害にあってかなり日数がたってからである・・・。
     そこで考え付いたのが、弁護士が、商店街の人たちに、悪徳業者被害の実際を伝え、クーリングオフなど対処法も理解してもらったうえで、店の前に「 この店は悪徳バスターズ!! 」と大々的に掲示してもらう。
     普段買い物をしているなじみの八百屋・魚屋の人だけに、相談しやすい。相談しやすいから、何かあればすぐに話せ、早い対処ができる。
     翌日や2~3日後に商店街の人に相談すれば、商店街の人からホットラインで弁護士へ、そして、クーリングオフも活用できる。
     こういったことを伊賀という街が行っているそうです。
     「悪徳バスターズ!!」という名称も商店街の人たちがみんなで集まり、考える様子を思い浮かべると、何と微笑ましく、頼りがいのある名前だろうとうれしくなってくる。
     きっと、ユニホームなどもあるのではないだろうか?この編集者が、伊賀の山から「大田区介護従事者交流会」に駆けつけてきてくれたときに、みやげ話をたくさん聞きたいと今から楽しみにしたい。
     
    「認知症セミナー」という大きな取り組みを、大変だったが行ったことで、また新たな人たちと知り合うことができ、包括支援ネットワークを、また新たに構築していく勇気をもらえたような一日でした!
     
    地域包括支援センターも男性2名になり、地域夏祭り「男みこし」に初参戦 !!(恥ずかしいので小さめな写真で・・・)勇ましい姿を地域中に見せようと思ったが・・
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    10分後には、腰くだけ・・・。
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