みま~もは発足2年目から2年間、大田区の助成事業(地域力応援基金助成事業)を受けて活動を行ってきました。
この助成金を受けるために、必死になって申請書を書いていた時期は、みま~もがまだ初年度をヨチヨチと歩いていた頃・・・。
この申請書に、私は迷わずひとつの項目を入れました。
それが、
「おおた高齢者見守りネットワーク(愛称:みま~も)」のまとめ集 発刊!
私は当時から、この取り組みは、大都市部における新たな地域包括ケアを構築するための、地域にある事業所・施設・企業を含めた重層的な都市型ネットワークのモデルになると考えていました。
当時、地域包括ケアの中核を担うとされた地域包括支援センターですが、ネットワークを構築していくためのマニュアルはなく、それぞれの自治体、地域包括支援センターまかせ。
地域包括ケアの先進事例というのも地方の取り組み事例が多く、人のつながりが希薄でありながら、一方で社会資源や人材の宝庫でもある都市部のネットワーク構築の具体事例には乏しい状況でした。
そんな中で、地域包括支援センターが核となりながら、「協賛」という形で地域にある社会資源をつなげ、多様な価値観や生活ニーズを持つ高齢者を「地域ネットワークで包括する・・・」というみま~ものネットワークは、実践から検証された具体事例として、整理しておく必要性を感じていたのです。
ただの主観的な思い出集になっても意味がありません。
そこで、みま~もの発足時から関わりのある東京都健康長寿医療センター研究所 社会参加と地域保健研究チーム 研究員 Nさんに協力を依頼。
学術的な観点からも、ネットワーク構築の必然性、みま~もの発展経緯を紐解いています。
まとめ集発刊を決めてから4年・・・。
実際に準備を始めてから3年・・・、とうとうまとめ集出版に漕ぎつけました!!
最終校正が12月19日までに終えることができれば年内完成!
遅くとも1月には、出版の運びとなりそうです。
まとめ集の題名は、
― 地域包括ケアに欠かせない 多彩な資源が織りなす地域ネットワークづくり ―
高齢者見守りネットワーク 『みま~も』 のキセキ! に決定!!
おもな内容はこんな感じです・・・。
― 目次 ―
はじめに/
第1章 ・地域包括支援センターを取り巻く現状とその対策としてのネットワークの必然性
第2章 ・『 みま~も 』 の軌跡~高齢者見守りネットワークができるまで
第3章 ・『 みま~も 』 の奇跡~ネットワークが生み出した地域資源と高齢者を結びつけるツール~「地域づくりセミ
ナー」「SOSキーホルダー」「みま~もレストラン」
第4章 ・『 みま~も 』の広がり
第5章 ・専門職が息の長い活動を続ける組織運営のコツ
第6章 ・『 みま~も 』型ネットワークの形成に必要な諸条件
第7章 ・これからの『 みま~も 』 専門職の手が地域の人たちに届くまで
おわりに/
完成しましたら、またこのブログ上でもお知らせを致しますので、ぜひ手にとってお読みください!!
まとめ集 「みま~ものキセキ!」の表紙はこんな感じになります。クリックしてご覧ください。
やっと、やっと、ここまで漕ぎつけました。
完成が楽しみです!!
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