大田区発の地域包括ケアシステム-おおた地域見守りネットワーク(みま~も)

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2008.3.9出会いなおしPART2
  •  大田区立のデイサービス介護職員として2年、相談員として5年、計7年間勤めた。
     このデイサービスでは送迎業務を民間業者「○○交通」に委託していた。この会社の人たちは、送迎だけではなく日中はレクリエーションに参加したり、食事の配膳を行ってくれたり、介護以外は職員と同じように利用者に接してくれていた。
     自然と話す機会も多くなり、デイサービスをともに支えているような連帯感がお互いに芽生えていきました。その中に、福○さんもいました。
     福○さんは、もともと、介護保険施設で働いていた経験もある運転手さんでした。
     福○さんの運転する送迎車では、利用者の方々も福○さんに打ち解けていて、乗っていて心地がよい。
     運転に専念しているはずなのに、利用者が話しかけると話しに加わっていたように的確に答える。どんなに忙しくても、麻雀好きな利用者の方が「福○さんやろうよ!」というと決してことわらない。
     そんな福○さんだから、利用者からも職員からもすぐに慕われていきました。私より7~8歳年下(まちがってたらゴメンネ・・・)の弟のような存在で、よく飲みにも行きました。
     自分もまだまだ若く、デイサービスの理想を語り合い、そして、自分の将来の夢も話を聞いてもらいました。
     私がデイサービスを退職する前、「私と同じようにケアマネージャーの資格をがんばって取得する!」という決意を打ち明けてくれました。
     人より早く仕事にやってきて、職員休憩室で大きな身体を丸くして勉強していた姿を、今も昨日のことのように鮮明に覚えています。
     あれから5年・・・。福○さんは公約どおりケアマネージャー資格を取得し、安曇野の地でケアマネージャーをしています。
     「東京で研修があり、上京するのでぜひ会おう!」ということになっていたのですが、私が体調を崩してしまい会うことができませんでした。
     安曇野でケアマネージャーとして、どんな日々を送っているんだろう・・・?今の福○さんと、この5年間のお互いの歩みを語り合いたいなあ・・・。と思っていたところ、ブログにコメントが寄せられました。安曇野の福○さん・・・、まちがいなく福○さんでしょう。
     私より、ずっと若いくせに、福○さんも最近涙もろいそうです  私のむすこ号泣  照れ笑い
     デイサービス相談員と、送迎運転手という関係から、いつしか兄弟のように感じていた福○さん。今度は地域包括職員、そしてケアマネージャーとして、ゆっくり語り合える日を心待ちにしています。
    デイサービスで働いていたとき、外出行事で福○さんと行った池上本門寺の五重塔。「福○さんと一緒に行っていた頃は工事中だったよね!」 
                   ↓
    梅園5

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