大田区発の地域包括ケアシステム-おおた地域見守りネットワーク(みま~も)

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2014.2.28地域に理解されてこそ・・・・
  • 九州から帰ってきて2日後、
    大田区教育委員会が主催する『区民大学』という住民向け講座に、講師として参加してきました。
    『 区民大学 』は、大田区教育委員会が、現代社会の抱える様々な課題(人権、平和、子育て、健康、福祉、環境、まちづくり等)や区政課題などに対して、地域住民が理解を深めていくために取り組んでいるものです。
    春、秋、冬の年間3回開講。それぞれ6回シリーズで行われています。
    今回の全6回を通したテーマは、 「 超高齢化社会を迎え、介護が変わる、地域も変わる! 」
    厚生労働省老健局総務課課長、大田区福祉部介護保険課、地域包括支援センター、NPО法人代表、東京都福祉保健局部長などが、各講座で講師を務めます。
    そして、参加者全員と各講師での意見交換会も計画されています。
    「 2015年4月の介護保険制度の改定に向けて審議が進んでいます。その中で地域包括システムの導入が検討されています。
    これは超高齢化する社会で、高齢者が住み慣れた地域、家庭で尊厳あるその人らしい生活を継続することを目指すものです。
    その実現には行政もさることながら、最も大きな推進力となるのが住民の主体性に基づく行動であり、自分たちで大田区に地域の包括的な支援、サービスを作り上げようという強い意志が必要です。安心の介護、地域ケアのあり方を考えます。 」

    今回の区民講座の目的には、こう書かれています。
    おおた高齢者見守りネットワーク(みま~も)を取り組んで6年・・・・。
    私はこの、「地域の安心の介護、地域ケアのあり方」を考えるときに第一に必要なことは、地域に暮らす人たちの理解と、理解をした上での、
    住民として何ができるか?私たち医療・保健・福祉に携わる専門職たちが何ができるか?自分自身が何ができるか?ということを、一緒に考え合うことだと思っています。
    私は大田区に暮らす参加者の皆さんに、専門職として何ができるのかを考えて取り組んでいる「みま~も」の趣旨を伝えました。
    休憩時間、そして終了後、 参加者のみなさんから多くの反響をいただきました。
    「みま~ものセミナーや講座に参加するにはどうすればいいのか?」、「このような取り組みを区内でしているとは知らなかった。自分も協力したい!」、「キーホルダー事業を地域で広めたいが、集まりを開いたら来てくれるのか?」などなど・・・。
    人前で話をするというのは、何回経験しても緊張をします。それは専門職を対象としても、地域住民を対象としても同じです。「これでよかったのか?」と終わったあとに反省することがほとんどです。
    でも、自分の働く地域である大田区に暮らす皆さんの前で話をするということが一番緊張します。
    私たち地域で働く専門職たちが取り組んでいることが、独りよがりなものになっていないか?本当に地域住民に理解されるのか?
    そうでなければ、取り組んでいる意味がありません。
    でも、そんな心配はいりませんでした。逆に、みなさんからエールを送られていたのです。これ以上のみま~もにとっての財産はありません。
    「いろいろと大変だと思うけど、私たちの地域にもこのような取り組みを広げてほしい・・・」
    わかりました!これでいいんですよね。今まで歩んできた道を、これからも前に進めていきますね。参加者の皆さんに、私の方が元気をもらっちゃったみたいですね。
    ありがとうございました。
    熊本県人吉市と鹿児島市で買った自分へのお土産・・・・。
    西郷どんの貯金箱は、私の机の上でいつも見守ってくれています。
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    くまもんの置物は、我が地域包括線センター窓口で、立派にキーホルダー登録事業推進の役割を果たしています。
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    数日後、熊本県人吉市地域包括支援センターFさんから、「晩白柚」が届きました!
    バレーボールほどの巨大サイズに、我が職員一同びっくり!
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    保健師 うさ子とおはなナースが剥いてくれて、みんなでいただきました。
    実がしっかりしていて、みずみずしくおいしいですよ!
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    たぐナースは、私がお土産に買ってきた味噌と生きくらげ、あごだしを使ってお味噌汁を作ってくれています。
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    管理栄養士さとちゃん一押しの味噌。あごだしがいい味出してます。
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    生きくらげ・・・。
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    味噌汁の完成!!
    これに、やはりお土産で買ってきた「かつお飯」を炊飯器で炊いて、大畑駅のおばあさんたちが手作りで作っていた「辛子蓮根」、「鶏の炭火焼」で、みんなで豪華なお昼ご飯。
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    この日の午後、区民大学 第3期講座 「 超高齢化社会を迎え、介護が変わる、地域も変わる 」(全6回 シリーズ)
    3回目の講座 「地域包括支援センターが推進する地域ケアシステム~みんなでつくり出す365日24時間の安心~」に、講師として参加してきました。
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    当日の準備も、司会も、住民の担当者の方々が行っています。
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    多くの区民の皆様が参加してくださいました。さぁ、始めましょう。
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    世話人代表 Sさんの挨拶。
    Sさんとは、4年ほど前にSさんの地域で開催された講座で話をしたときに初めてお会いしました。
    みま~もをいつも応援してくださっています。
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    約2時間、地域に暮らす皆様、そして私たち専門職たちで何ができるのか?
    一緒に考え合っていきました。
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