私たちが働く大都市東京・・・、「急速な高齢化に伴う、要介護・認知症高齢者の増加」、「都市化の進展」、「住民の流動化により、培われてきた地域の共助の低下が加速」、「高齢者の独居や夫婦のみ世帯増加による自助の低下」など、地域包括ケアシステムを構築する上でのマイナス面ばかりがクローズアップされる。
では逆に、東京の「強み」は何なのだろうと考える。
「多数の人が住み働く人的資源の宝庫」、「豊富な実践力を培った団体など、地域生活を支える人材が豊富」(NPO・ボランティア団体等)、「介護・医療だけではなく、日常生活を支える多様な社会資源が身近に存在」(商店街・スーパー・コンビニ・交通機関・金融機関等)。
この大都市東京の利点を最大限活かしたネットワークが「みま~も」なのかもしれません。
この日は、渋谷区での第1回地域ケア会議に参加。みま~も型ネットワークについて話をしてきました。
民生委員、自治町会役員、見守りサポート協力員など住民の皆さん、ケアマネジャー・介護事業所など専門職が一堂に集まり、大都市渋谷区のこれからのまちづくりの在り方を考える。
みま~もに大きな反響がありましたが、一言だけ参加者と行政関係者に私からご注文。
「キーホルダー事業はただキーホルダーを対象者にばら撒いて終わりというものでは何の意味も効果もありません。
ぜひ、情報の更新と地域包括支援センターとキーホルダー事業を通してつながったつながりの更新というカタチはずらさずに導入してください。それさえ行っていただければ、喜んでこのシステムをお渡しします。」
渋谷区第1回地域ケア会議に参加してきました。
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