東京都認知症介護実践リーダー研修に、シンポジストとして参加してきました。
この研修は、
「施設・事業所等における、認知症高齢者支援を実践するチームリーダーとして、他の職員をリードし、チームケアのための調整を行なうなど、認知症高齢者支援の質の向上のための取り組みを推進する」
「地域特性を活かして事業者等の連携を図るなど、地域の中で、認知症高齢者を支援していくための方策を実践する」
このように、認知症高齢者支援の質の向上を目的に開催しています。
第1部は、シンポジストによる実践報告。その後、質疑応答・意見交換が1時間
みなさん積極的に、次から次へと質問のシャワー
5~6個の質問に答えさせてもらいました・・・・
休憩のあとは、グループ討議
今回の参加者は、特養、老健、介護療養型、グループホームなど施設系の職場で働いている人が多く、しかも、10年以上の経験者が多数。
この皆さんから多く出ていた発言は、「自分の働いている施設から、地域へ何かを発信したい!」ということ。
入居者のための施設。でも、一方で、その地域に在る施設。地域に拓かれた施設を目指すということは、「入居者のための施設」と反対の方向ではないと思っています。
入居者一人ひとりも、もともとは地域で暮らしていた人たち。
施設がある地域で暮らしている人たちと、普通に交流が持てることは、施設にいながらその地域の住民でもあるという実感が持てるはずです。
「入居」という一方で、この地域で暮らし始める住民として・・・。
どんなに介護が必要になろうと、認知症になろうと、拓かれた人との交流は絶対に必要なんです。どんなに豪華な居室だろうと、どんなに手厚い職員体制だろうと、その人に対してできないことがある。
それが、
住民としての関わり。
私たちが働く大都市東京で、施設から、地域に発信していく流れが、今日の参加者からたくさん生まれることでしょう。
楽しみにしています!!
実施主体東京都 : 「東京都認知症介護実践リーダー研修」で、私が使用した資料はこちらをクリックしてご覧ください。
「東京都認知症介護実践リーダー研修」に、シンポジストとして参加させていただきました。
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1時間を越える、質疑応答タイムでは、多くの質問が出ました。コーディネーターの方からは、「まだまだ自分からの意見や質問がいつもより少ないわねぇ・・・」
私の声なき声 : 「これで少ないんだ・・・・」
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グループワークも、短い時間でしたが、活発な討議が行なわれていました。
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さぁ、陽も傾いてきたし、大田区へ帰るとしますか!
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