大田区発の地域包括ケアシステム-おおた地域見守りネットワーク(みま~も)

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2008.8.17真夏の祭典!「第2回 大田北高齢者見守りネットワークイベント」開催
  •  8月16日、ダイシン百貨店にて「大田北高齢者見守りネットワーク 第2回イベント」を開催しました。毎月第3土曜日これまで、4月にイベントを行った後、3回のセミナーを開催し、この8月のイベントを迎えました。
     晴天にも恵まれ、320名の参加があり、この取り組みで地域の方々がのべ1130名の地域の皆さんが、ダイシン百貨店に足を運んでくれたことになります。
     当日は、杉並区の行政、地域包括職員の方々が多数訪れました。大田区で始まった、事業所の皆さんが力強く連携し、スタートしたこの取り組みを視察して帰られています。
     視察に見えた行政の方の一人が、「事業所の皆さんが仕事としてではなく、いきいきとこの取り組みに参加しているのはなぜなんでしょう・・・。」と私に質問されたのが心に残っています。
     確かに、中心で取り組んでいる代表、副代表の皆さんの熱意や心遣いも大きいと思います。
     しかしそれ以上に、各事業所で働く皆さんが感じている、「医療・介護保険だけでは本当の意味での自分たちが担当している人たちの住み慣れた地域で暮らしたい!という希望を実現させることはできない・・・」というジレンマ・・・。
     それが、自分たちが広く手をつなぐことによって、地域を動かし、地域ぐるみで高齢者を支えていくことが可能になるという、このことに確信を持ち始めている。
     この取り組みに参加することで、自分たちが働いている福祉業界で、自分の働く価値、意味を見出すことができる。
     仕事以外に関わることは、確かに大変なんだけれども、この業界で働く人たちは、それ以上に自分の働く価値や意味を求めている人たちが多くいるんだと思います。
     だからエネルギーがあるのです。
     さあ、来月からは、今年度の取り組みの後半戦のスタートです。来年度を見通した活動が大切になってきます。メンバーの皆さん、イベントはお疲れ様でした。来月に向けて、また頑張っていきましょう!!
     
    「第2回イベントへようこそ!!」
             ↓
    ようこそイベント
     「入新井第2小学校」児童による金管楽器演奏でイベントがスタートです!!
     我が包括支援センター看護師Hさんの子どもも演奏に加わっています。小学校がこの取り組みに関わってくださることになった架け橋は、Hさんの熱意で実現できました。校長先生も参加してくれましたよ。
             ↓
    金管演奏
     大田社会福祉協議会も参加。地域の皆さんが、気軽に先々の相談にやってくるのが印象的でした。
             ↓
    相談
     大森消防署の皆さんも2回目のイベント参加です。今回は、ミニ消防車を持ってきてくれました!!子どもたちが消防服を着て消防車に乗る、お父さん、お母さんは撮影に忙しそうでした。防災関係の相談コーナーも、好評でした。
             ↓
    消防相談
     今回は、各事業所さんの工夫で、ブースに夏祭りの雰囲気も盛り込んでくれました。「京浜ライフ」さんは、史上初!「浴槽でのスーパーボールすくい」を実施。
     この取り組みならではの前例にとらわれない企画でした。ありがとうございました。
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    入浴1
    スーパーボール2
     午後は、訪問入浴本来の浴槽の使い方、「訪問入浴」の実際を見せてくださいました。実際の様子を見ることは初めての人たちが多く、地域の皆さん興味津々でした。
                 ↓
    訪問入浴デモ
     午後のスタートは、慶応大学落語研究会の皆さん。この活動の趣旨を理解してくださり参加いただきました。若い力は地域を動かします!!
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    落語1
    落語3
    落語2
    落語4
     慶応大学落語研究会の会長さんを取り囲む、実写版みま~ものメンバー。みま~もくんたちも、ライトを輝かせながら、お礼をしています。
                ↓
    みまーも
    今回のトリを飾る「大抽選会!」
     協賛企業からのご厚意で豪華な景品が集まりました。(ダイシン百貨店からは商品券・推奨米、平和島クアハウスからは無料招待券ペアチケット・割引券、読売新聞販売店元気堂さんからは、プロ野球チケット・映画券等、山武ケアネットからは、暑い時期にうれしいタオル、などなど)
     抽選会は多くの人の熱気と歓声に包まれました。当たると、ため息ではなく、拍手が起こるのも、この取り組みの暖かさだと感じました。当然、当たり券の番号を引くのはみま~もくん。
                 ↓
    くじびき
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    “真夏の祭典!「第2回 大田北高齢者見守りネットワークイベント」開催” への2件のフィードバック

    1. 慶應大学落語研究会 桂道楽 より:

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      土曜日は大変お世話になりました。
      慶應義塾大学落語研究会の道楽です。
      初めての百貨店口演、老若男女多くのお客様がいらっしゃり、非常に楽しかったです。
      地域を自分達の手でより良くしていこうと考えるスタッフの方々の姿勢に感激いたしました。
      マッサージを受けたり、みまーも劇団の演技で「見守り」の知識を深めたり、いつのまにか地域の方々以上にイベントを楽しんでいました(笑)
      趣旨といい、内容といい、素晴らしいイベントにお招きいただき、どうもありがとうございました!
      こういった活動がどんどん広がっていくと良いですね。
      みまーも劇団の今後のご活躍も期待しております!!

    2. さわ より:

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       お疲れ様でした。初めて事務所でお会いした時から、「この取り組みに声をかけてよかった・・・」と感じていました。落語は内容もそうですが、やはり、その語る人の人間性が、共感を人々に与える庶民が作った最高の文化・芸術だと思っています。
       真打ちは、心打ちとも書きます。人の心を打つことのできる噺家が真打ちです。ぜひ、これからの長い人生、人と人とが心を打つ(共感)ことのできるあなたたちになってください。
       そして、ぜひ、今回だけでなく、つながりを続けていけたらと思います。これからもよろしく!!そして、本当にありがとうございました。  
                     沢

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