大田区発の地域包括ケアシステム-おおた地域見守りネットワーク(みま~も)

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2010.12.27私が愛した街・・・・・
  •  年の瀬も迫り、わが包括支援センターも、明日で今年の業務が終了となります。
     朝からみま~もに関わっている事業所の皆さんが訪れます・・・・。
     「来年もみま~もに力を出しますね!!」などと、頼もしい言葉がかえってくる 
     そんな中、一本のメールが届く。デイサービスで相談員として働く I くんからでした。
     先日のブログ記事、 「地域に寄り添う、これからも・・・ずっと・・・」を読んで、思いをメールで送ってくれたようです。
     『 近くに顔見知りの専門職の方がいる。しかも、顔見知りだからこそ、気軽に相談できる。読んでいて感動し、ググッときました。
     そんな、早期に介入できる仕組みづくりを追求し続けるみまーもチーム。
     素敵だと思います。
     私も、これからも、近くにいて、気軽に相談できる専門職として皆様から学び、地域貢献していきたいと思います。
     ありがとうございました!』

    ブログ記事「地域に寄りそう、これからも・・・、ずっと・・・」は、こちらをクリックしてご覧ください。
     生活保護ケースワーカーのHさんは、「今日がきっと会える最後だね!今年もお世話になりました!これっ、一人1個づつだからね!けんかしないように!じゃぁ、また来年!」と、慌しく帰っていった。
     一つの小袋を置いて・・・・。
     じつは、Hケースワーカーは、男性なんですが大のスイーツ通 
     『 里帰りにお土産に持っていきたいNO1スイーツランキング第1位  』のお菓子を置いていってくれたのです!「やった~!」
     Hケースワーカー!来年もよろしくね!
     事務所のご近所で暮らすSさんは、ご主人と一緒に登場!
     みま~もレストランや、セミナーに欠かさず来て下さっている仲の良いお二人です。
     年末のご挨拶のあと、ご主人が間髪入れず開口一番!「センター長にお願いしたいことがあるんだけど・・・」
     じつは、ご主人。現役の国際政治経済学研究科の大学院生!
     修士論文で、高齢者が安心して暮らせる社会環境、介護保険制度についてまとめたものを読んで、「意見を聞かせてほしい!」と、お願いされちゃったのです 
     さっそく、空いている時間に読破!
     政治・経済の視点から、措置時代→介護保険制度導入→制度発足後の経緯・・・。10数年にわたる整理と、自身の意見がきちんと入ったすばらしい論文でした。
     そして、ご主人の論文の中には、しっかりとみま~もの歩み、当包括支援センターの歩みが記されていた・・・・。
     現場の実態を踏まえて整理されていて、本来、国が長期的な視野に立って考えなければならない問題を、Sさんの論文の中にはしっかり表現されていました。
     真正面で意見を言うのは恥ずかしいので、さっそくお手紙を書き、参考になると思う資料と一緒にHくんに持っていってもらいました。  (じつは、私、超照れ屋なんです  )
     今年1年も、いろ~~~~~~~~~んなことがありました。多くの出逢いがありました。
     地域にどっかりと、自然に存在する包括支援センターでありたい。地域の方々と、自然に向き合うことのできる私たちでありたいと歩んできました。
     地域で働く、地域に暮らすみなさんとの、日常のこのような関係性があるからがんばろうと思えるんです。
     この地域を好きになったんです。
     この地域に暮らす人たちのために、自分たち包括職員に何ができるのかを考えて歩んできたんです。大それたことなど必要ない。そんなことできる力などない。
     日々、上に書いたような日常の関係を、住民、専門職たちと築いていけばいい。
     この日常の関係があって、いざというときに力を合わせることができる。そう信じています。
     (包括支援センターは明日で仕事納めなのですが、当病院は30日の午前中まで・・・。結局、私はずっと事務所には来てるんですよね・・・・。) 
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