大田区発の地域包括ケアシステム-おおた地域見守りネットワーク(みま~も)

文字サイズ:
2010.11.4「心」を自分自身に・・・
  •  地域包括支援センターは、専門の三職種が配置されている。「社会福祉士」、「主任介護支援専門員(主任ケアマネージャー)」、「保健師(もしくは在宅経験のある看護師)」
     当包括支援センターは、社会福祉士がHくんと、絵描きナース退職に伴い、今年4月から新たに加わったTHさん。あだ名は「たわ子!」意味は?と聞かれても特にはない。
     ただ本人に会ってもらえればわかりますが、ぴったりのネーミングだと思います。名付け親は当然わ・た・し 
     15名ほどの面接の中から、たわ子に来てもらいました。
     主任ケアマネージャーは、在宅介護支援センターの頃からの10年以上の経験を持つIさん。
     看護師は、当医療法人の居宅介護支援事業所の管理者だった頃に、地域の事業所でケアマネージャーとして働いていたTさんをスカウトして、それからずっと共に歩んでもらっている。(地域の事業所の方々に、「誰かうちに来る人いない?」と聞いたときに、ほとんどの方が、このTさんを候補としてあげてくれたのです)
     あとは、今年の3月に退職した絵描きナース。この子は現在宮城県にいる。この6名がうちの不動のメンバー。
     それぞれの専門で働いていた一人ひとりが、今から3年前、この地域包括支援センター入新井で出逢い、この入新井包括の一歩が始まった。
     よくもまぁ、こんなメンツが集まったと思う。すばらしいメンバーたちです。ここまで歩んできたのも、このメンバーだったからでしょう。
     一人ひとりにいつも言っていることがあります。 
     大変だけど、表面的な仕事はするな!表面的な自分になるな!
     人とつむぎ合うことのできる人であれ。人から学べる真摯な自分になりなさい。今に満足しない!
     そう、今年度の我が包括支援センターの目標は、「自分自身に向上心、向学心を持つこと」
     学ぶことをおろそかにしては、自分自身の中に「心」を持つことができない。
     「心」がなければ、人と向き合い、つむいでいく仕事などできない。それぞれの専門性を身につけるのは当たり前。その中に自分の大切な「心」を持ちなさい。
     ここでいう「心」・・・・。それは、「やさしい」とか、「いい人」、と相手に表現されるようなものじゃぁない!この仕事をしていく上での根っこ、羅針盤。
     「もともと持ち合わせている!」というような、薄っぺらい自信やプライドなどいらない。
     学んで初めて獲得できる根っこ。それを持ち合わせて人と向き合う。日常の何気ない物事の中で、本質を見つめることのできる視点。人とつながるための引き出し。
     自分自身が誇りに持てる自分であろう!なおかつ専門職であろう・・・。いらないものを捨て、努力して学んで獲得できたものをこそ、自分の心に刻みましょう。
     それが結果的に、自分を、太い根を持った人に、専門職に育てていくことにつながる。

     厳しいことを言っていると、自分でも思います・・・・。でも、この職員たちならわかってくれるはずです。
     この6名は絶対にあきらめません。
     一人ひとりの根っこを一緒に育んでいきます。ここで出逢ったんですから。ここに来てくれたんですから。これからも不動のメンバーで歩んでいくんですから・・・。
     この6名で、それぞれ専門を持った自分たちとして、地域に根ざしていくんです。
     これからもよろしくな!学ぶことから逃げないで、一緒に成長していきましょう。今は、宮城にいるもう一人の我が包括職員、「絵描きナース」もな!!
    3年前に、今のメンバーとなった頃のことを綴った記事、「我が包括職員へ」は、こちらをクリックしてご覧ください。
    IMG_1814.jpg
    IMG_1815.jpg

    事業所: 未分類

    カテゴリー:タグ:
    Pocket
    LINEで送る

    “「心」を自分自身に・・・” への1件のコメント

    1. 匿名 より:

      SECRET: 0
      PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
      頑張ります!たわこ

    コメントを残す

    CAPTCHA