先日、近隣にある訪問介護事業所のKさんから電話が来ました・・・。
この人にはいつもドキッとさせられます
今日も私が出たとたん、「沢○さんが考えている介護保険のおかしいところって何ですか???」だって・・・
制度のおかしいところ、地域包括支援センターの問題点、行政の関わりって?施設は?
なかなか、難しいことを聞いてくる・・・、やるなぁ~おぬし
しかし、この仕事をしていて、この介護保険制度、そしてこの制度のもと実施されているサービス、関わっている専門職の現状・・・、おかしいことや矛盾だらけです・・・。
これは、私だけでなくこの制度のもと、働いている人たちは日ごろ感じていることと思います。しかし、それを 「おかしい!」と胸を張って言うためには、知識がなければなりません。
誰もが、おかしいと思っていたり、矛盾を感じている・・・。でも、そのおかしさを正面きって皆さんは指摘できますか?私は、おかしいことはやっぱりおかしいと言いたい・・・。
それが、端くれでも専門職として働いている自分自身の務めだとも思っています。
だから、学ぶんです、知るための努力をするんです。そして、自分自身の態度や表現が、少しでも影響するための自分でいようとも思っています。
いくら、自分が意見を言っても、だれも耳を傾けてくれない自分では、変わりませんもんね・・・。それには、日頃の自分自身の仕事のあり様、何を大切にしているのか、何を創ろうとしているのかが問われます。
要は、様々な人に自分の行っていること、話していることが、認められているか、共感されているかが問われているんですね。
何を知るのか、何を学ぶのか・・・、それは「ものごとの本質を知ること」。
一つひとつの学びも、この本質をつかまなければ、広い視野で考えることはできません。これが大切!じつは様々な問題って、そこだけで考えていても始まらないということが多いですよね・・・。
例えば、介護保険制度の問題点を考えるときには、一方で医療保険制度との関連で考えるべきものもある。両方の問題点を考えると、そこに国が考える方向性が・・・。
「ものごとの本質を知る」ことが、おかしいことを、おかしいと言える。おかしいことに怒りを持つことができる、真実を見極めることができる力だと思います・・・。
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コメントありがとうございました!
写真ですが、箱根の富士屋ホテルの玄関・ロビーです。日本の洋風建築の技術が、散りばめられていてとてもすてきでしたよ。