大田区発の地域包括ケアシステム-おおた地域見守りネットワーク(みま~も)

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2009.5.24共通言語
  •  どんな活動も、その活動の目的、趣旨があります。
     目的や趣旨に賛同して、人はその活動に関わってくるのです。
     私たちの「大田北高齢者見守りネットワーク」の活動も、目的・趣旨を文書にして明記しています・・・。
     でもね、この文書に明記してあることも大切なんですが、この文書に書かれてあることを、自分の口から言葉にして、相手に伝えていくことが何より大切なんです。
     目的・趣旨を自分の言葉にして、相手に伝えていく・・・。
     そこから、また、この言葉を受け取った方が、自分の認識で、さらにまた、自分の知人へ広げていく・・・。
     このようなやり取りを通して、会の活動内容が広がっていくんですね・・・。
     私は、会の目的がしっかりあってこそ、それぞれの立場や個性が輝きを放って、広がっていくものだと思っています。
     会が歩きだした当初、自分自身も意識して、会の目的についてどんな場でも話してきました・・・。その時期から、ブログにも、今の社会情勢、地域の状況、介護の現場で働いている皆さんの思いなどを含めて、常にこの会の目的を書きこんできました。
     画面左に、「地域づくり」というカテゴリーを作成し、そこに主に「大田北高齢者見守りネットワーク」の記事をまとめていますが、記事も80件近くになっています。
     常に目的・趣旨を伝えていくこと・・・。それは、一年がたった今でも変わらず続けています・・・。不思議なもので、目的を、自分なりに声に出していくと、当然、相手と話しをしていくことになる。様々な人たちと、会の目的を話すことで、自分が考えていた、会の目的が、どんどん広がっていく感覚を感じることが多くなりました。
     といって、会の目的が変わるということではありません・・・。どっちかというと、会の目的を通して、「どんな人たちとも結びあえる・・・」、という自分自身の実感を持てたというか・・・。
     それは、この会に関わっているメンバーのみんなも同じ思いでしょう・・・。
     会の目的が、一人ひとりの思いを通して語られ始めています。
     そして、みんなが自分を通して話す会の目的には「共通言語」があります。それは、この会に関わって得ることができた、「自分自身の成長」です。
     閉じこもりがちな人のために、自分からはSOSの手を挙げられない人のために、高齢者のために・・・、だけではない。自分自身のためにやっている
     これが一番。だから、続けていくことができる・・・。
     「共通言語」を持つことができたこと。「共通言語で様々な人たちと結びあえる!」という実感を持つメンバーが増えたこと。これが、この会の一年間の活動の中で、一番の収穫なんです!! 
      
     
     私の故郷、川崎・・・。
     高度経済成長とともに京浜工業地帯の要所として発展してきました。小さいときの遊び場は、鉄置場・・・。鉄が重なり合ったほんの小さな隙間に、ゴザを引いて、捨てられている木材で屋根を作り、マンガやお菓子を持ってきては、一日友だちとそこで過ごしたっけ・・・。
     この線路は、各工場から、浮島の海まで通じる、貨物列車が多くの資材を運ぶ道。今では、貨物列車が通っている姿を見ることができるのも、ごくまれになってしまいました・・・。
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     昔、運河だった場所は、今、砂浜を新たにつくり、地域で暮らす人たちが集う公園に変わりました。
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    東扇島や、浮島の方へ足を延ばすと、当時をしのばせる工場群が、今でも24時間稼働しています。
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    線路の分岐にある方向転換機(正式名はなんて言うのかわかりません)。歴史の分岐を、ずっと見つめてきたんでしょう。
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