大田区発の地域包括ケアシステム-おおた地域見守りネットワーク(みま~も)

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2009.3.8動じない・・・
  •  最近感じることがある・・・。自分があまり動じなくなったと・・・。
     動かなくなったとか、鈍くなったのとは違いますよ! 汗;
     日常のあらゆる想像し得ない物事に、動じないで向き合える自分になってきたということです・・・。
     様々な出来事や、想像もつかないような突然のアクシデント、どうにも動かすことができないような常識という壁・・・。
     「大田北高齢者見守りネットワーク」というものに取り組み始めてから、このような一つひとつを乗り越えることの連続でした・・・。
     今考えれば、このような取り組みに関してのテキストもなく、自分の働く地域の中に、専門機関どうしのつながりも、ネットワーク構築というものに対して、「動こう」という自治体の姿勢もないところから始めたのですから、無理もありません。
     時には、あまりに理不尽な、無責任な機関の対応に、「本来だれがやることなんだ!少しは頭を使って考えろ!」と、喉まで出た言葉を飲み込んで、事務所に戻ってから、バーン!と自分の机を無意識にたたくほど悔しい思いをしたこともありました。
     でも、経験は何物にも代えがたい尊いもの・・・。頭で考え、もっともなことを言う、多くの専門家たちがいますが、実際に動くことで今、地域で何が起きているのか?何を必要としているのか?がわかることができました。
     私たち「大田北高齢者見守りネットワーク」のメンバーも様々な専門家で構成されていますが、コーディネートの専門家などいません。このメンバーが地域のみなさんの中に入っていくわけですから、当然色々なことが起こります。
     先日も、来年度の新たな取り組みに向けて、メンバーで中心となっていたKさんから、「取り組みが全てできなくなるかもしれない・・・・」と連絡が入りました。この新たな取り組みに向けて、今年になってから一生懸命取り組んできたKさんです。
     すぐにKさんの職場に行き、まず自分の口から出た言葉が、自分でもまったく動じず、このように素直に出てきたんです・・・。
     
    「取り組みが中止になってもいい、私たちの会にとって一番大切なのは、そこに関わる人!だってKさんがいたからこの取り組みをやろうとここまで来れたんだよ。無理をして、あなたがこの取り組みをできなくなるくらいだったらやめてもいい・・・。」
     結局、当初考えていたようにはできなくなりましたが、Kさんの努力で、取り組み自体はスタートを迎えられることになりました・・・。
     Kさんの報告にメンバーも、「Kさんが一生懸命取り組んでくれて、スタートできること自体がすごいこと!その後はみんなでまた考えましょう・・・」と、前向きです。
     関わる人たちが、継続し、前向きであれば何とかなる!やろうと集まってくれる人がいれば・・・、つまり、「人こそ宝!」
     この間の経験から自分が学んだことです。
     これが性根に座ったからこそ、少々のことでは動じない自分が築けたのだと思います。大変ですが・・・、人生の中で、とてもいい経験をさせてもらっています。そして、いい仲間に巡り会えたと思います。
     
    山梨県甲府盆地の一日の景色の移り変わりをお届けします。山に囲まれた盆地、山から眺めると、どこまでもすてきな夜景が見通せます。
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    冬の早朝は、雲海に街ごとすっぽり包み込まれています。
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    雲が晴れ、街並みが起き出します。
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