あけましておめでとうございます!!
新年にあたり、様々な思いを巡らせています・・・。
人が大切にされる、自分が望む生き方をありのまま歩んでいける社会、地域とは・・・。
一人ひとりにとって人間らしい老後がある社会は、子どもや、若者たちそして地域社会にとっても、人間らしく生きる選択ができる社会になるはずです。
自分にも、確実に老いはやってきます。平凡な一人間として、この老いを受けとめていきたいと思っています。
身体の機能が衰え、仕事が遅くなり、記憶力が減退し、健康に不安を感じ、将来に不安を感じる・・。
しかし、老いるとはそれだけではないはずです。人生の中で味わう様々な喜怒哀楽を通して、「物事の本質」を本能的に洞察できる力が生まれてくるように感じます。
老いとはまさしく年輪なんですよね。一年一年経験を刻み込む。この年輪を刻むことで、太く大きく、そして深い根を張ることができる・・・。
「利潤を生み出すこと」、「何かのための手段として活用できる」こういうものを基準に人間の価値を決めていく社会は、老いの価値を見ることのできない社会になっていってしまうのでしょう・・・。
ワーキングプアや、失業者・ホームレスなどを生み出している現代社会も、この
何かのための手段として活用できるか否かの価値基準と無縁ではないでしょう。
お互いが個性を尊重し合う、完璧な人間なんていやぁしない。足りないところを補い合い、助け合って本当の豊かさを、豊かに生きていくことを求める自分たちの意識や、感受性がこの渇いた時代に何より必要なものなのではないでしょうか・・・。そして、それが人間関係を築いていく力なんだと思います。
何かのために役に立つか、立たないか、そんな時代錯誤の「姥捨て山」のような、人間の価値基準はいらないんです。
「ありのままに・・・」、そこに在ること、生きていること。それを自然のままに受け入れることのできる地域社会であるなら・・・、自分も、いくつになっても、老いを重ねても、不安なく、自分らしく、ありのままの自分で生きていくことができる様な気がします。
「ありのままに」、そこに人間の豊かさの本質があるのではないでしょうか?
A HAPPY NEW YEAR !!初日の出3連写を皆さんに贈ります
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