明日の「第5回大田区介護・医療従事者交流会」の準備が万端整いました!
いつも何かを取り組むときに感じるんですが、
当日の成功は、それまでにどれだけ多くの人が関わったかで決まるんですよね。
大昔、児童演劇の仕事をしていたときに、川崎の土手で、観劇してくれている親子対象にお祭りを催したことがありました。
私をはじめ、関わってくれた青年たちが何日も徹夜で凝って作成したのが入場門!そこには、次の舞台(人形劇)で登場する予定の龍が柱を登るように描かれています。
遙か遠くからもそびえ立っているのがわかるほど、すばらしい出来映えの入場門に、前日作るのに関わったみんなで肩を組んで喜び合い、当日の喜ぶ子どもたちの姿を想像したものです・・・。
が、しか~し、翌朝、集まってきた子どもたちがまずやったこと、それは、自分より遙かに大きい龍に戦いを挑むことでした
体当たりをする子、けっ飛ばす子、夕方までのお祭りでしたが、入場門が誇らしく立っていたのは、最初の1時間だけ、あとは残骸となって横たわっていました・・・。
残骸の中から段ボールの部分を引きはがし、土手すべりに使う子まで出る始末
自分が対象となるものに関わったからこそ、すばらしい入場門と思える。だから青年たち(私を含む)は、肩を組んで喜び合えたんです。
子どもたちは、当日お客さんとして参加。だからこの入場門の価値が見えなかったんですね
翌年のお祭りでは、何も描いていない真っ白な入場門を作りました。そして、やってきた子どもたちと、その入場門に絵を描きました。ウルトラマンを描く子、花をいっぱい描く子、みんなが手がける。
そしてこの入場門は、みんなで作った世界でたった一つの入場門になったんです。こういうことなんですよね・・・。
この基準からすれば、今回の交流会は
大大大成功です
今まででこんなに多くの人が、当日までに関わった交流会はありません。そして、明日を楽しみにしている人が多い交流会も・・・。
この交流会で大々的に発表する「大田けあカフェ」もものすごいことになってます。
今日になって、医療ソーシャルワーカー・医師等々、どんどん参加者が増えています。参加すると、まず最初に自己紹介コミュニティーで、自己紹介をしてもらっていますが、その一人ひとりの書き込みのあたたかくて、熱くて、思いがこもっていること・・・
読んでいてホント胸が熱くなりますよ。
みんなで関わって創りあげた、
私たちの大田区介護・医療従事者交流会 !
180名の参加者の皆さんと、そんな思いになれるような明日の交流会になればと思います。