大田区発の地域包括ケアシステム-おおた地域見守りネットワーク(みま~も)

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2011.2.5介護する人、される人へのエール!
  •  大田区教育委員会では、現代社会の抱える様々な問題(人権、平和、子育て、健康、福祉、環境、まちづくり等)や、区政課題などに対して理解を深めていくために 『 区民大学 』を、春・秋・冬の年3回開講しています。
     この講座の中で、今回6回シリーズで開催されるのが、
    『 考えよう!老後の「足かせ」~介護する人、される人へのエール~ 』
    「今、元気な家族もいつかは老いる。もし介護が必要になった時、どうしたらいいのだろう・・・。そして自分自身が介護を必要となった時は・・・。
    『 介護 』に関わるときのため今からできることとは何でしょうか?介護の現状を学びながら、一緒に考えてみませんか?」
    (案内チラシより抜粋)
     「この2回目の講座で、話しをしてほしい・・・!」
     この講座を企画している皆様から連絡が入り、事務所で打ち合わせを行ったのは、年明けすぐだったでしょうか・・・。
     60代のダンディーな男性が4人、事務所に訪れてくれました。
     この講座は、実際に参加している人たちが、企画・準備段階から関わります。
     今回のテーマ「 考えよう!老後の『足かせ』介護する人、される人へのエール」も、皆さんで議論を重ねながら決定したそうです。
     「今の高齢化をどう考えていますか?」、「包括支援センターには、どんな相談が一番多いですか?」などなど、この4人からさまざまな質問がありました。
     「では、2月4日お願いします・・・」
     あれから1ヶ月・・・。昨日、区民大学の講義に行ってきました。
     私からは、「今、この地域で、福祉・保健医療の専門職が、地域に暮らす人たちの安心とは何なのかを考え、おおた高齢者見守りネットワークとして、手をつなぎ始めていること」
     「この専門職がまとまり合った中で、この大田区で生まれたのが、SOSみま~もキーホルダー登録システムであること」
     「私たちは、本来、医療や介護が必要になって初めて皆さんと出会うことができる専門職。でも、元気なうちから皆さんと関わる重要性を感じていること」などを中心に話しました。
     話しが終わったあと、参加者から多くの質問が出ました。
     「キーホルダー登録はどこでできるのか?」、「成年後見制度は、どの段階で利用するのがいいと思うか?」、
    「近所に認知症と思われる一人暮らしの方がいるが、包括支援センターに連絡をすれば来てくれるのか?」
     その中で、一人の男性が手をあげて、私に話し出した・・・。
     「沢登さんたちが、大変な努力をしてつくり上げたキーホルダー登録システムが、残念ながら区内で登録できる人とできない人がいる。このことに対して、行政は何を感じているのか!
     沢登さんたちは、ここまでやり上げてくれた。このあと、行政や、他地域とのやり取りまで苦労させるわけにはいかない!
     委託という区との関係で、沢登さんたちがいいづらいこともたくさんあるでしょう。ですが、私たちは声を大にして言えるんです!なぜなら、大田区で暮らしている 区民 ですから!何か区に言いたいことがあったら、遠慮せず私たちに言ってください!  」

     こんなことを伝えてくれました。
     私たちの活動を知って、このように区民のみなさんが言ってくれること。思ってくれていること。もう、これだけで十分、勇気百倍です!  
     介護する人、される人へのエール!が、この講座のテーマだったはずですが、逆に区民の方から「みま~もへのエール」をもらっちゃいました。
     
    区民大学に参加してきました。まずは、事務所にも来てくれた、企画員の方からあいさつ。
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    質疑応答も含めて約2時間、たっぷりと交流させてもらいました。
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    昨日は節分!事務所では、職員みんなで恵方巻きのがぶり食い!!なぜかみんな方角がまちまち・・・・
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