2005年度厚生労働省の調査によると、福祉施設の男性介護員(介護福祉士を含む)の平均年収は315万円、女性職員は281万円、この年の全労働者の平均年収453万円を大きく下回っています。
また、介護福祉士の資格を持っていても、仕事を始めたばかりの人で月収の手取りが13万~14万円ぐらいという人もいます。
この仕事をしていて、日々出会う介護に携わる人たちの瞳の輝きをいつも感じています。
一方で、退職することになったと話しに来てくれる人と話すときの悔しさと寂しさと、この業界に対する危機感を同じように感じます。
自分自身の生活環境が基本的に成り立っている土台があるからこそ、専門職として、高齢者の『生活』に向き合うことができると思います。
また、職場環境にしても、安い賃金での長時間労働、日々の介護や相談に追われ、将来に展望が持てない。
医療と福祉の連携が叫ばれて久しい。連携の大切さを否定するつもりはサラサラないが、同じ生命と向き合う国家資格を有する専門職種として、せめて医療職と対等の待遇を考えて欲しい。
医療に比べ、まだまだ歴史が浅い介護の専門職だと思う。ただ、若者たちが、この福祉の仕事に理想と理念を持って入ってくる最低限の生活の土壌を国に求めたい。
そして、私たちにも、地域の中で福祉専門職が続けていかれる、事業所を超えた連携をつくる責任があると思います。
人と向き合うことができるのはやっぱり人しかいない!そんな気持ちでいっぱいです。
秋の夕陽がとてもきれいです・・・
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私もこの春介護の仕事につきました。
勤務内容に比べ、本当に安い賃金に驚いています。
安く使って、人をどんどん使いまわす施設にも疑問を感じます。
小規模に勤務していますが、この仕組みも何かおかしいと感じています。
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ぜひ、これからも小規模多機能施設の状況も教えてください。ブログ見させてもらいました。同じ福祉の世界で働くもの同士これからもよろしく!