大田区発の地域包括ケアシステム-おおた地域見守りネットワーク(みま~も)

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2009.11.17変わることのない柱
  •  いよいよ11月「地域づくりセミナーが近づいてきました・・・。
     今回のセミナー講師は、2回目を迎える大森警察署防犯係係長 Kさん!!
    昨年のK係長が講師として参加してくれたセミナー後の思いを綴ったブログ記事はこちらをクリックしてみることができます。
     今日、見守りネットワークのメンバーたちと、K係長と打ち合わせのため大森警察署へ行ってきました。
     K係長には昨年のセミナー後、様々な形でお世話になっています。「お仕着せにならない、おおた高齢者見守りネットワークらしい、おみやげを持って行ったら・・・?」
    という、うちの職員の助言もあり、包括支援センター入新井管轄地域の、名物の食べ物を持って行くことにしました!!
     一つは、近くのお肉屋さんのメンチカツとコロッケ。もう一つはおいしいお団子!こうと決めたら即行動!が、我が包括支援センターの唯一の取り柄。
     中でも行動力NO1の絵描きナースが、数日前にまずお肉屋さんに電話 電話 打ち合わせは朝10時から・・・。注文はメンチカツ50個とコロッケ50個 絵文字名を入力してください 
     さすがのお肉屋さんも「朝一番でそんな大量には無理!」と、一度は断ったそうですが、「沢○が、お世話になっている警察のみなさんに、食べさせたいと言っているので・・・・」と、絵描きナースが説明したら、「そうか、わかった!」と引き受けてくれたそうです。
     お肉屋さんは、商店街の役員さん。商店街の行事には、私たちいつも参加してるので、いざというときには協力してくれるんです。
     団子屋さんも最初は渋っていたようですが、こちらは絵描きナースの粘り勝ち!見事団子50個ゲットしました。
     今日、メンチカツ・コロッケ、団子、全て出来たてのホカホカを、段ボール箱に入れて打ち合わせに向かいました。
     警察署に着くと、K係長が登場!開口一番、
     「私のセミナーのチラシを持って、今、高齢者が訪ねてきてたんだよぉ~!セミナーで相談しようと思っていたらしいんだけど、待てなくて相談に来たと言って・・・、知らない人から電話が来て不安になったらしい。
     そういえば、○○地域の高齢者の情報が出回っているみたいで、担当の包括支援センターに、注意をするよう言っておいて!」
     セミナーのチラシを見て相談に来てくれたことを、うれしそうに私に報告してくれました。
     私たちも、警察が全面的に協力体制を取ってくれている、「SOSみま~もキーホルダー登録システム」について報告。600名を超える申し込みが来ていることを、誰よりも喜んでいてくれているK係長。
     このキーホルダーの取り組みを始めるとき、警察としては本当のところ、夜間も対応してくれることを望んでいました。しかし、夜間対応については、区との協議も重ねていますが先送りとなっています。
     「まずは、始めていくことが大切!どうせやり始めたら、現状のままでいる、あんたたちじゃぁないだろう・・・」と、エールを送ってくれたのもK係長です。
     思えば、昨年の1回のセミナーをきっかけに、警察署のみなさんとの本当の意味での連携が始まりました。あのセミナーがなければ、何かを依頼するためには、公式の依頼文書を、警察署長宛に出してからでなければ打ち合わせもままならない・・・、そんな形だけの関係が今でも続いていたのだと思います。
     一つひとつのセミナーを通して、関係機関との人と人同士のつながりを創っているんだということを、改めて実感します。
     そう、私たち「おおた高齢者見守りネットワーク」の取り組みは、行うことが主目的ではなく、取り組む過程で生まれる、各機関、専門職同士の絆を編んでいくこと。これこそが大切な大切な目的なんです。
     これだけは、これからも決してずらしてはいけない、そして変わることのない柱に位置づけたいと思います。
    セミナー当日は、警察のマスコット「ピーポくん」も連れてきてくれるそうです。着ぐるみの中は誰かって?もちろん、K係長 です!
              ↓
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