大田区発の地域包括ケアシステム-おおた地域見守りネットワーク(みま~も)

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2009.11.20患者としてではなく、住民として・・・・
  •  11月18日、当院の第10回医療連携懇話会を開催しました。
     この会は、地域の病院関係者、医師会の先生方、消防署の皆様の懇親を目的に始まりました。最近では、医療連携担当者なども参加し、毎年この時期に行っています。
     この会を任せられているのが、私がいる部署「医療福祉部」!(医療相談室・医療連携室・居宅介護支援事業所・訪問看護ステーション・地域包括支援センターの5部署で構成)
     今回は当院先生方の要望もあり、近隣の施設関係にも呼びかけ、10施設の方々が参加してくれました。この中には、「おおた高齢者見守りネットワーク」に協力してくれている「NRE大森弥生ハイツ」施設長Kさん、(株)ベネッセ営業担当Mさんなど見慣れた面々も・・・。
     今、医療業界の方向性は、様々な機能を持った病院が連携し合う、地域完結型医療への道に向かっています。
     そのような中、当病院は、急性期から介護まで地域に密着した病院として60年の歴史を歩んできました。商店街、自治会・町会とのつながりを大切に、行事や祭りなどには必ず参加しています。
     日本は世界一の長寿国となりましたが、それにつれて高齢化による、いろいろな問題が発生してきています。当病院でも、入院、外来併せて患者の3人に一人が高齢者という現状です。
     高齢者は、様々な疾患を抱えながら入院→在宅を繰り返します。これまでの医療は、病気を治すことに主眼を置く「治す医療」が中心でしたが、今後の高齢者を支える医療は、予防を重視し、病を抱えながら生活する患者と、その家族の生活を、医療を通じて支援する「支える医療」への転換が求められています。
     高齢者が、病気を抱えながらも、「患者」としてではなく、「住民」として、いつまでも住み慣れた地域で暮らしていくためには、医療と介護の連携、病院と在宅を結ぶ、つなぐ機能が求められているのです。この機能を、私たちの病院、そして、私たちの部署「医療福祉部」が橋渡しすることができればと考えています。
     
    当病院医療福祉部の面々。来賓の方々へごあいさつ・・・。
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    本日の式次第。
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    当病院 牧田院長からあいさつ
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    大森医師会会長 鏑木 公夫 先生から乾杯のごあいさつ
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    当病院関係者56名、お客様117名 計173名の出席で、懇親を持つことができました。
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    私の方から、「当病院の紹介システム・検査予約システムの紹介」をテーマに話しをさせて頂きました。前半は題名通りの説明に終始しましたが、後半は、当部署紹介→「おおた高齢者見守りネットワーク」と話していくごとにヒートアップ!沢○節炸裂でした・・・・あっかんべー
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    病院の顔!医療連携室の二人をみなさんに紹介!
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    医療相談室のソーシャルワーカーたち。12月より、1名増員し4名体制となります。転院、施設入所など、様々な相談を、今まで以上にきめ細やかに対応していきます。
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    当院副院長 忍田先生より中締めのあいさつ。参加者の皆様に、来年2月に行われる「院内学会」~地域医療を担う。我々に今、何ができるか?~ の紹介もしました。
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