大田区発の地域包括ケアシステム-おおた地域見守りネットワーク(みま~も)

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2009.11.30新しい景色を見るために・・・!
  •  久しぶりの龍馬話しから・・・。
     当時の幕末の志士の中で、「一武士」という立場を越えた見識。「討幕」というお題目に邁進、奔走する志士が大部分の中で、討幕後の日本という国の青写真を持ち得た先見性。
     この龍馬の思想の確立には、龍馬という人物に惚れ込み、自分の持ち得るすべてを伝え、支えた当代を誇る頭脳・論客たちの影響が大きい。
     この当代一の人物たちとの出逢いによって、龍馬はその名の通り、「龍馬」となってその時代を駆け巡るのである。
     自分で形作られる視野というものは、たかが知れている。
     自分の視界だけで見える景色というものは、今、自分の目の前に映っているものだけ・・・。
     あらゆる専門性を持っている人物との出逢いが、自分に新しいものをこの目に焼き付けてくれる。この出逢いを決して無駄にせず、自分の思想にするものを龍馬は持ち合せていたのでしょう。
     「このような世の中にしたい。しかし、脱藩浪人の身分の自分一人では何もできない。何をすりゃぁいいのかもわからない」
     龍馬の生きざまは、「このようにしたい!」という想いの結実を、人との協働で成し得ることを貫いたことに他ならない。
     最近想うことがあります・・・。
     人との出逢いは偶然ではないということ。
     自分が求める生き方が、人との協働を求める生き方ならば、この生き方をずらさずに進めていれば、その道を同じように前に進めている人が必ず現れる・・・。自分に新しい景色(視野)を見せてくれる。
     海援隊の結成への組織づくり→犬猿の仲だった薩摩・長州の手を結ばせた薩長同盟→幕府崩壊後の新しい国づくりのシナリオを描いた「船中八策」→大政奉還までの龍馬の道程は、筆舌しがたい苦難の道を突き進んだ。
     仲間とともに、常に自分自身の中に新しい視野を取り込みながら突き進んでいった。
     さし障りのない、お互いが自分のいいところだけを見せあってまとまりあっている段階では、出逢いは何もなかったようにさらりと過ぎていく・・・。
     必要があるから結びあう出逢いは、自分を大きく変えていく。求めるからこそ出逢える人たちに必ず行きつく。このような出逢いは、強い結びつきと、新たなものを生み出す大きなエネルギーに変わる。1+1が10にも100にもなっていく・・・。
     今、自分が持ち合せているもので、新たなものなんて創れるわけないんですよね。今、自分が見えている範囲でしか考えることができないんですから・・・・。
     新し景色を見るためには、今いる位置から、さらに高みに行かなければ見ることはできない。ちがう風景を見るためには、今見ている方角から、ちがう向きを見るための広がりが必要です。だから、新しい一歩を踏み出すために人と向き合うんです。
     今の自分を後生大事にしていてもいい・・・・。でも、今の自分に何かを求めている自分がいるのなら、こだわりは捨てて、薄っぺらい、それでいて重い自分の「見栄」という上っ張りも脱ぎ捨てて、素の自分で人と向き合っていきましょう!
     肩肘張らず、所詮一人の自分なんてたかが知れている。素で行く方が楽でいい・・・。そして、素の自分で歩んでいき、ホンモノをつかんだ時、それは自分にとって正味の心根になっていくのですから・・・・。
     
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    見方によって、同じものでもちがうものに見えてくることがある・・・・。
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