「大田北高齢者見守りネットワーク」の取り組みをはじめ、1年が経過しました。この間地域づくりセミナーへ参加した方はのべ1300名を数えます。
協賛いただいている地域密着企業、介護保険事業所、病院等も着実に増え、そのすべての皆さんが、来年も引き続き協力してくださいます。
また、来年度から新しく参加してくれる企業、事業所も、ちらほら手を挙げてくれています。
地域の方々でなければできない、地域に暮らしているからこそできる
「早期の気づき」、そして、個人情報保護まっただ中のご時世で、ご近所さんだからこそできる、一歩踏み込む
「お節介」・・・。これは私たち専門職にはできません
そしてネットワーク構築に、越えなければいけない垣根・・・。これが専門職、専門機関の顔の見える連携でした。
この地域の気づき、専門職の連携、どちらを欠いても真のネットワークとは言えません。私たちは、「この二つを結びあうことに力を注ぎこむ」ことを活動の柱に据えてきました。
さて、1年が経過して、私たちの活動が実を結び、
機は熟したか?というと、とてもそこまで辿りついていないというのが現状でしょう・・・。
町内会や、自治会、商店会、民生委員の皆さんたちとの密接な関係構築も、医療と介護の連携の具体化もまだまだこれから・・・。 「機が熟した!」というものには程遠いものです・・・。
でもね、熟すためには実をつけなければなりません。実をつけるためには、まず種をまかねば・・・。
種もまかずに「機が熟す」など万が一つにもあり得ません。私たちは、どんな実を付けさせるかを一生懸命考えて、種をまきました。
育ってきた幹を太く、大きくさせるために仲間を広げてきました。仲間を広げるために必要な自分たちの人間性を高める努力をしてきました。
そして、一つひとつの枝を大きく広げるために、それぞれの専門という垣根を越えて、枝と枝が結びあう努力を始めています。なぜこんな努力をしているかといえば、
高齢者のためや、地域のため というきれい事ではなく、
自己実現のためです。
専門職として地域で働いていて、
「専門職だけではこれから大都市部で進展する高齢化の中で、一人の高齢者も支えることはできない」という限界を感じたんです。それを身にしみて感じたからこそ、この会を創ったんです。
機は熟すものではなく、自分たちでどんな手を使っても、熟させるものなんです。何も悪いことをしているわけでなく、この時代に大切だと思う活動なんですから、知恵と、今ある自分の関係をすべて使って、あらゆる手段で熟させていくんです。
一番大変な種まきと、枝葉を付けさせるまでをみんなの力でやってきました!ここまで来たんですから、機が熟し、収穫する喜びをみんなで分かち合おうじゃありませんか!!
「ボロ市」は、最初は古着や古道具など農産物等を持ち寄ったことから「ボロ市」という名前がついたとされています。会場にもこのような着物や、着物の生地を売る露店が目立ちます。
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これが何だか皆さんわかりますか?答えは一つ先の写真で・・・・。
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小さめのリンゴ飴がとてもかわいい
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な、なんとなんとさっきの機械は「ハエ取り機」だったんです
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こんな時代物のアイロンが新品で売っていました!
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